新作『ビガイルド』の撮影現場とは? 限定写真集から考える、ソフィア・コッポラのクリエイティビティー。
| Culture | casabrutus.com | photo_Keiko Nakajima text_Nakako Hayashi
Photo Gallery写真ギャラリー

本作りは編集者・林央子と、ニューヨークにいるアートディレクターとの共同作業。林はソフィアの映画現場の空気を的確に伝えるために、「機材の写っているカットを多めに掲載したい」と編集意図を伝えたそう。

「細部にこだわるのが私よね」とソフィア。撮影現場ではすべてがソフィア色にそまっている。写真家アンドリューはリラックスした一瞬を捕獲する達人。

新作映画『ビガイルド』の中では生意気盛りで反抗的なティーンを演じるエル・ファニングも、舞台裏ではお茶目な振る舞い。ソフィアも大好きな一枚(左ページ)。

カメラ、携帯、コンピュータ。現代の機器と、役者や舞台装置が一緒に写っているところもこの本だからこそ出会える場面。

よい写真が撮れるたびに「いつか2人で本を出したいね」と話していたというソフィアとアンドリュー。このオフショットもふたりのお気に入りの一枚。

写真集の出版記念としてブックショップ〈ユトレヒト〉で開催される『Sofia’s Circle』展。小林エリカ、小池アイ子、田村友一郎、ミヤギフトシの4名が参加。この絵は小林エリカが展示のために描き下ろした作品。
