ルーヴル美術館のピラミッドに、名和晃平の新作が出現!
| Art, Travel | casabrutus.com | photo_Yuji Ono interview&text_Mari Matsubara editor_Yuka Uchida
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夕暮れ時のルーヴル美術館。ピラミッド内に名和晃平の新作〈Throne〉が輝く。

古今東西の祭事に使われる様々な山車の装飾や形状を参照して、現代によみがえらせた。構想と設計に4か月、造形と金箔の加工に7か月を要した。

鏡面状の球体はプラチナ箔によるもの。彫刻の正面と背後に1つずつ付いている。正面の球は未来を見据える眼、背後の球は過去を見つめる眼。

なわこうへい 1975年生まれ。彫刻家、京都造形芸術大学大学院教授。クリエイティブ・プラットフォーム〈SANDWICH〉主宰。ビーズやプリズム、発泡ポリウレタン、シリコーンオイルなどの多様な素材・表現方法で、造形の新たな可能性を切り拓く。
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