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〈T-HOUSE New Balance〉で、デザイナーと写真家の企みをかたちにした挑戦的インスタレーションが開催中。
| Art, Architecture, Design, Fashion | PR | text_Yoshinao Yamada
さまざまなカルチャーを発信する日本橋浜町のコンセプトストア〈T-HOUSE New Balance〉。2025年4月29日まで、グラフィックデザイナー、アートディレクターの星加陸と写真家の大町晃平によるインスタレーション《RIKU HOSHIKA WORKS :Kohei Omachi_moon echo_01-04》を開催しています。
月の姿を記録した写真集『moon echo』。
大町晃平は、歴史、科学、身近な主題を着想源に生命を主なテーマに扱う写真家。今回のインスタレーションは、星加陸がブックデザインを手がけた大町の写真集『moon echo』の制作過程に生まれたさまざまな表現を展示する。完成した作品集には不採用となった異なる表現をはじめ、検証を重ねたモックアップ、出力見本などが並ぶ。
大町は以前より何気なく月を撮影していたものの、あるときに月が胎児に見えたことから本シリーズを着想したという。自宅から月が見えるときに、接眼レンズを通して望遠鏡から月を撮影する。真っ暗な写真もあるが、「シャッターを押した瞬間に雲がかかってしまうこともあり、それはそれとして記録として残します。この撮影ではシャッターを一日に一度しか切らないことにしているのです」と大町。こうして撮影した写真を、胎児の発育や様子を確認するエコー写真にも使われる感熱紙に出力する。感熱紙は長期の保存を想定しておらず、退色しやすい。感熱紙をスキャニングし、作品としてデータ化している。実際にエコー写真をデジタル化し、保管する人も多いのだという。大町は2020年から2023年までに撮影したすべての写真を『moon echo』に掲載し、時系列に並べる。そこには月齢、月の出や入りなどの細かなデータをともに記載されている。撮影を続けたことでなにか見えたものはあるのだろうか。
大町は以前より何気なく月を撮影していたものの、あるときに月が胎児に見えたことから本シリーズを着想したという。自宅から月が見えるときに、接眼レンズを通して望遠鏡から月を撮影する。真っ暗な写真もあるが、「シャッターを押した瞬間に雲がかかってしまうこともあり、それはそれとして記録として残します。この撮影ではシャッターを一日に一度しか切らないことにしているのです」と大町。こうして撮影した写真を、胎児の発育や様子を確認するエコー写真にも使われる感熱紙に出力する。感熱紙は長期の保存を想定しておらず、退色しやすい。感熱紙をスキャニングし、作品としてデータ化している。実際にエコー写真をデジタル化し、保管する人も多いのだという。大町は2020年から2023年までに撮影したすべての写真を『moon echo』に掲載し、時系列に並べる。そこには月齢、月の出や入りなどの細かなデータをともに記載されている。撮影を続けたことでなにか見えたものはあるのだろうか。
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