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沖縄の世界自然遺産が舞台の『やんばるアートフェスティバル』が今年も開催中!【沖縄シティガイド】

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沖縄北部の自然とアートが共鳴する芸術祭が、今年もついに開催されました。『やんばるアートフェスティバル2024-2025』は、やんばるの本来の姿に迫る「山原本然(やんばるほんぜん)」をコンセプトに、クリエイターたちが地域をアートで彩っています!

メイン会場の〈大宜味村立旧塩屋小学校〉。
メイン会場の〈大宜味村立旧塩屋小学校〉。
沖縄本島北部の豊かな自然を舞台に2017年からスタートした『やんばるアートフェスティバル』。8回目を迎えた今年は「山原本然(やんばるほんぜん)」をコンセプトに、やんばるの自然や文化をありのままにアートと融合させている。期間中は現代アートの展示だけでなく、地元のクリエイターを集めたクラフトマーケットや、参加アーティストによるワークショップ、トークショーといった参加型イベントも随時開催予定。メイン会場の〈大宜味村立旧塩屋小学校〉を中心に注目の作品をチェックしよう!

●KYOTARO HAYASHI x Ryu《カタチをあたえる。》

写真がプリントされたシフォンの布が揺れる様子は、やんばるの風の柔らかさがあってかスローモーションに見える。
写真がプリントされたシフォンの布が揺れる様子は、やんばるの風の柔らかさがあってかスローモーションに見える。
音楽を担当したRyu。バンド Ryu Matsuyama ではピアノ・ボーカルを務める。
音楽を担当したRyu。バンド Ryu Matsuyama ではピアノ・ボーカルを務める。
写真がプリントされたシフォンの布が揺れる様子は、やんばるの風の柔らかさがあってかスローモーションに見える。
音楽を担当したRyu。バンド Ryu Matsuyama ではピアノ・ボーカルを務める。
KYOTARO HAYASHI × Ryuは、やんばるに来るたびに感じていた風を、シフォンの布と写真で具現化したインスタレーションを展示。

「地元の人の言う『やんばるは風で季節がわかる』という言葉が印象的で、やんばるの風があったこそ成せる作品ができました」とRyuは話す。

会場にはRyuが制作した楽曲『ten』の美しいピアノサウンドが流れ、会場である〈大宜味村立旧塩屋小学校〉の持つ懐かしさや温かみすら感じさせる。

●浅田政志《わたしのブナガヤ》

ブナガヤを観察するためのアラミ小屋「ヤングヮー」を再現。ここに手持ちのスマートフォンなどを置くことで、ブナガヤになった自分を撮影することができる。
ブナガヤを観察するためのアラミ小屋「ヤングヮー」を再現。ここに手持ちのスマートフォンなどを置くことで、ブナガヤになった自分を撮影することができる。
ブナガヤのぬいぐるみと浅田政志。ブナガヤは「きじむなー」として沖縄全土でも知られている。
ブナガヤのぬいぐるみと浅田政志。ブナガヤは「きじむなー」として沖縄全土でも知られている。
ブナガヤを観察するためのアラミ小屋「ヤングヮー」を再現。ここに手持ちのスマートフォンなどを置くことで、ブナガヤになった自分を撮影することができる。
ブナガヤのぬいぐるみと浅田政志。ブナガヤは「きじむなー」として沖縄全土でも知られている。
写真家・浅田政志は大宜味・喜如嘉(きじょか)に伝わる妖精「ブナガヤ」の伝説をテーマに、自分がブナガヤになって写真を撮影する《わたしのブナガヤ》を展開。写真を撮影するという行為そのものをインスタレーションに昇華した。
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