街中に広がる〈十和田市現代美術館〉と、市内に点在するアートな建築【青森でアートを巡る旅へ】
July 31, 2024 | Art, Architecture, Travel | casabrutus.com | photo_Takuya Neda text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
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〈十和田市現代美術館〉恒久設置作品、チェ・ジョンファ《フラワー・ホース》。かつてこの地にあった旧陸軍軍馬補充部から着想したもの。付近にはこれ以外にも馬モチーフの彫刻などがある。
〈十和田市現代美術館〉恒久設置作品のひとつ、ポール・モリソンの《オクリア》。写真手前に写り込んでいるワゴンは、一つのカップに十種のフレーバーを花のように盛ってくれるアイスクリーム屋さん。
塩田千春《水の記憶》。十和田湖にあった船のまわりに無数の赤い糸が張り巡らされている。船は私たちをどこかへ連れて行ってくれるものでもあり、あの世とこの世をつなぐものでもある。
ロン・ミュエク《スタンディング・ウーマン》。高さ4メートル近くある像はよく見るとシワや髪の毛まで微細に再現されている。
カフェの床一面に広がるマイケル・リンの作品《無題》。十和田市の伝統工芸「南部裂織(さきおり)」からインスピレーションを得た花模様が描かれる。
恒久設置されているレアンドロ・エルリッヒ《建物―ブエノスアイレス》。重力を無視したような不思議な写真が撮れるアート。
ハンス・オプ・デ・ベーク《ロケーション(5)》。夜のレストランのような場所で椅子に座ると、窓からはどこまでも続くかのような高速道路が見える。身近な場所がいきなり異次元につながっているよう。
トマス・サラセーノ《オン・クラウズ (エア-ポート-シティ)》。ひもで連結されたバルーンは居住可能な構造のモデルを示している。
アナ・ラウラ・アラエズ《光の橋》。変化する音や光を感じながら六角形の筒の中を行き来できる。建物の外側からも見える、オープンな作品。
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