ART
山陰地方で体験型アートイベント『ECHO あしたの畑−丹後・城崎』が始まる。
| Art | casabrutus.com | photo_Noboru Morikawa text_Midori Yamagata editor_Keiko Kusano
7月22日から8月21日の約1ヶ月間、京都北部から兵庫にまたがる山陰地方に会場を設けて、食とアートの展覧会『ECHO あしたの畑−丹後・城崎』が開催される。
職人や作家、料理人や建築家らによって設立された集落構想「あしたの畑」。畑から始まる「食」「器」「祈りの場」「住まい」「交流の場」をつくることで、美しい景色を生み出すことを目指す活動だ。『ECHO』は、芸術本来の役割であろう心を耕すことをテーマとするイベント。地域住民と国内外から丹後・城崎を訪れる人々の心に響くと同時に活動を担う人材の成長の場となること、そして上質な芸術と美しい自然環境が未来を担う子どもの感性を養う場となることを期待して展開される。
軸となるのは、3つのテーマから立ち上げた3つの特別展。
「特別展Ⅰ」は、2000年以上の歴史を持つ竹野神社に制作した祈りの場と祭祀の屋台、祠。芸術の根源となる『祈り』をテーマにしたものだ。
軸となるのは、3つのテーマから立ち上げた3つの特別展。
「特別展Ⅰ」は、2000年以上の歴史を持つ竹野神社に制作した祈りの場と祭祀の屋台、祠。芸術の根源となる『祈り』をテーマにしたものだ。
「特別展Ⅱ」は、工芸作家が建材にチャレンジしながら改修した〈間人スタジオ〉にて、日本の風土に根ざした工芸とアートの『これからの暮らし』を総合芸術的にアプローチ。美術家・田中義久や〈かみ添〉を主宰する唐紙師・嘉戸浩、陶芸家・新里明士らが参加する。
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