長濱ねるが日本初の大規模個展『ダミアン・ハースト 桜』で没入体験。
『カーサ ブルータス』2022年5月号より
| Art, Fashion | DAMIEN HIRST CHERRY BLOSSOMS | photo_Kenshu Shintsubo text_Jun Ishida styling_Naomi Shimizu hair & make-up_Yoshikazu Miyamoto (bnm)
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三幅対を思わせる三連画《生命の桜》を眺める長濱ねる。ハーストは東京で桜の季節に展覧会を催すことを快諾したという。日本特有の桜にまつわる死生観は彼の絵からも感じとれる。

《神聖な日の桜》(カルティエ現代美術財団コレクション)

一番好きな絵だという《詩人の桜》の前に立つ長濱ねる。

離れたところから絵具をキャンバスに投げつけて制作された。近づくと絵具の塊の集積のように見えてくる。《母の桜》部分。

ピンク、赤、黄、青など様々な色で埋め尽くされたキャンバス。《神の桜》部分。
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