ART
熊と鷹に会う展覧会。|〈BANKO archive design museum〉
『カーサ ブルータス』2022年1月号より
December 13, 2021 | Art, Design | casabrutus.com | photo_Satoshi Nagare text_Sawako Akune editor_Kazumi Yamamoto
三重県四日市市の〈BANKO archive design museum〉で開催中の展覧会『鷹と熊』。由来は異なれど、どこか近しい。希少でかっこいい熊と鷹たちが大集合しています。
じわりとした人気の高まりや、数が限られていることから、なかなかまとめてお目にかかることのできない作家ものの木彫り熊。現在、三重県四日市市の〈BANKO archive design museum〉で開催中の『鷹と熊』は、作家による個性や手仕事の痕跡を知る格好の機会だ。
タイトルの通り、展示の主役は日本で生まれた木彫りの熊と鷹。「熊」は柴崎重行、根本勲、引間二郎、加藤貞夫という、八雲を代表する作家たちによる抽象熊で、昭和初期から平成中期までの作品46点が、一堂に会する。
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