六本木ヒルズに期間限定のアートギャラリーが登場。若手アーティストの作品が一堂に。
October 23, 2021 | Art | casabrutus.com | photo_Takuya Neda text_Aya Hasegawa editor_Keiko Kusano
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いつもの〈ヒルズカフェ / スペース〉が一転、ギャラリー空間に。
大山エンリコイサムの、エアロゾル・ライティングのビジュアルを再解釈した独自のモチーフ「クイックターン・ストラクチャー」によってラッピングされた〈アウディ〉の最新フラッグシップ電気自動車《Audi e-tron GT》。
大山エンリコイサム。躍動感あふれる「クイックターン・ストラクチャー」が施された入口ウォールの前で。期間中、〈六本木ヒルズ〉の各所に「クイックターン・ストラクチャー」が出現する。
(左から)SHIMURAbrosによる、Googleストリートビュー上に現れる亀裂などの現実にはない歪みをあえて再現した立体作品《TRACE-ROAD- Wall Street》2019年と、一枚の布の柄を絵画にした今井俊介の《untitled》2018年。SHIMURAbrosはユカ(1976年生まれ)とケンタロウ(1979年生まれ)の姉弟ユニット。
(左から)デジタルイメージを複層的に再構成してカンバスに出力し、画面いっぱいに作家自身の名前を油彩を含ませた筆で描いた二艘木洋行による《Signed Poster》2016年、規則的なグリッドが錯覚によるズレを生み出す川人綾による絵画《C/U_mm_mmd_(b)_I》2019年。
藤崎了一《metaball_Thoang》2020年。身の回りにある様々な液体をマクロ撮影した映像作品。
(左から)前田紗希《21_7》2021年。カンバスにマスキングテープのみで境界を作り上げ、ペインティングナイフと油絵の具のみで何層ものトライアングルを描く。右は大正生まれの架空の三流画家“ユアサエボシ”に擬態して作品を制作するというユニークなコンセプトの、ユアサエボシ《調査》2020年。
(左から)色鮮やかなストロークが印象的な、大野智史の《Passion、初恋。》2015年、大山エンリコイサム《FFIGURATI #320》2020年、印刷メディアを使っためずらしい撮影手法でつくられた小林優平の写真作品《Butt》2021年。