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京都市京セラ美術館がついに開館。美術館が誇る名コレクションの“最初の一歩”を目撃せよ。
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開館が延期となっていた〈京都市京セラ美術館〉がついにリニューアルオープン。6月2日より始まる『京都の美術 250年の夢 最初の一歩:コレクションの原点』では、今から85年前、前身の〈大礼記念京都美術館〉時代に開催された『本館所蔵品陳列』展の内容を再び公開。同美術館コレクションの“最初の一歩”にフォーカスする。
日本で2番目の公立美術館である、旧〈京都市美術館〉。建築家の青木淳と西澤徹夫が改修を担当し、この春〈京都市京セラ美術館〉として生まれ変わった(青木は館長に就任)。新型コロナウィルスによる影響で長らく開館が延期されていたが、事前予約制で5月26日にリニューアルオープンを迎えた。
同館の特徴のひとつが、〈京都市美術館〉のさらに前身にあたる〈大礼記念京都美術館〉の時代から収集してきた、京都の美術作家作品のコレクションの数々だ。京都画壇の作家を中心に、江戸時代以降の日本画、洋画、彫刻、書など、多様な芸術分野における優れた京都の作家作品を集めてきた。
開館を記念して開催される企画展シリーズ『京都の美術 250年の夢』では、巨匠たちの名品を時代ごとに紹介し、京都の美の系譜を総覧する。プロローグにあたる『最初の一歩:コレクションの原点』では、美術館が誕生して3年目の1935年に初めて行われた『本館所蔵品陳列』展で出品された、最初期の所蔵作品を公開。まさに同館コレクションの原点といえる作品たちが、長年の時を経て再集結する。
開館を記念して開催される企画展シリーズ『京都の美術 250年の夢』では、巨匠たちの名品を時代ごとに紹介し、京都の美の系譜を総覧する。プロローグにあたる『最初の一歩:コレクションの原点』では、美術館が誕生して3年目の1935年に初めて行われた『本館所蔵品陳列』展で出品された、最初期の所蔵作品を公開。まさに同館コレクションの原点といえる作品たちが、長年の時を経て再集結する。
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