ART
鈴木康広、目[mé]、evala、津田道子…注目のアーティストが〈Arts Towada〉に集結。
March 13, 2020 | Art, Travel | casabrutus.com | text_Housekeeper
〈十和田市現代美術館〉では〈Arts Towada〉の10周年を記念して、1年間の展覧会『インター + プレイ』を3期に分けて開催。その第1期が4月18日から始まります。
青森県十和田市の中心市街地に位置するシンボルロード『官庁街通り』。その全体を美術館に見立て、多様なアート作品を展開していくという世界でもまれなまちづくりプロジェクトが〈Arts Towada〉だ。その10周年を記念して、〈十和田市現代美術館〉では1年間を通した展覧会『インター + プレイ』を開催する。会期は3期に分かれており、第1期は4月18日〜8月30日、第2期は9月19日〜2021年1月11日、第3期は21年1月23日〜5月30日に決定した。
東北初の現代美術館として2008年に開館以来、世界の第一線で活躍するアーティストの作品を展示してきた〈十和田市現代美術館〉。4月18日から始まる第1期では、《まばたきの葉》《ファスナーの船》《空気の人》などで知られる鈴木康広の屋外に飛び出す野外彫刻や、〈千葉市美術館〉で開催した展示『非常にはっきりとわからない』で注目を浴びた現代アートチーム・目[mé]による作品がまちなかに展示される。
東北初の現代美術館として2008年に開館以来、世界の第一線で活躍するアーティストの作品を展示してきた〈十和田市現代美術館〉。4月18日から始まる第1期では、《まばたきの葉》《ファスナーの船》《空気の人》などで知られる鈴木康広の屋外に飛び出す野外彫刻や、〈千葉市美術館〉で開催した展示『非常にはっきりとわからない』で注目を浴びた現代アートチーム・目[mé]による作品がまちなかに展示される。
また企画展示室でも、3名のアーティストによる作品を展示する。『あいちトリエンナーレ2019』にも参加し、映像の特性を活かしたインスタレーションを制作する津田道子や、立体音響システムを用いて新たな聴覚体験を創出するevala、またインタラクティブ・音楽・アートから建築に至るまで、世界各国でさまざまなプロジェクトを展開する松原慈が参加。いずれも、来場者が作品の中に没入するような感覚を味わうことができる。
さらに美術館の新しい試みとして、これらの展示作品が並ぶ館内で、ダンスプロジェクト「問題行動トリオ」によるダンス公演を夜間に開催。音楽家の野村誠、ジャワ舞踊家の佐久間新、コンテンポラリーダンサー砂連尾理からなる3名が、音楽とダンスで「問題行動」に迫るプロジェクトだ。
それぞれが世界中で独自の表現を生み出しながら活躍する彼らだが、今回は美術館の展示空間とのコラボレーションに挑戦する。普段は入ることのできない夜の美術館で、展示作品や空間と対話しながら実験的なパフォーマンスを展開する予定だ。
それぞれが世界中で独自の表現を生み出しながら活躍する彼らだが、今回は美術館の展示空間とのコラボレーションに挑戦する。普段は入ることのできない夜の美術館で、展示作品や空間と対話しながら実験的なパフォーマンスを展開する予定だ。
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