モダニズム建築の名作〈寒河江市庁舎〉を見に|行くぜ、東北。
| Architecture, Art | sponsored | photo_Tetsuya Ito text_Aki Kikuchi editor_Yuka Uchida, Akio Mitomi
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吹き抜けから見下ろした「市民ホール」。住民票や年金など生活の手続きを営む頭上で、岡本太郎による光の彫刻《生誕》が市民を照らすシュールな光景。床のモザイクタイルも当時のまま。

「市民ホール」から見た吹き抜け。「建物の直線に〝ツノ〟の曲線で対抗させ、産みの苦しみとエネルギーを表現した」と岡本の言葉。

市職員席のアームチェア。約50年の歳月を経た風格を感じる。机や椅子など、議場家具は〈天童木工〉が手がけた。

市庁舎正面。上部4本のコアシャフトから、3階〜5階部分を吊り下げる構造。

岡本の作と言われている正面玄関の取っ手。