ARCHITECTURE
SANAAがロンドンの王立英国建築家協会の授賞式へ。1848年から続く歴史ある建築賞を授与されました。
| Architecture | casabrutus.com | text_Megumi Yamashita editor_Keiko Kusano
新緑がまぶしい5月1日のロンドンの王立英国建築家協会(RIBA)。この日、妹島和世と西沢立衛の建築ユニットSANAAに、最高栄誉である建築賞、ロイヤル・ゴールドメダルが贈られた。
1848年に創設以来、錚々たる建築家が受賞者に名を連ねるロイヤル・ゴールドメダル。日本人としては、妹島の師である伊東豊雄の2006年の受賞以来、5組目の受賞になる。イギリスをはじめ、世界各地から駆けつけた関係者や所員が見守るなか、RIBAのプレジデント、ムイワ・オキより、メダルが贈られた。
ムイワ・オキは、妹島が総合ディレクターを務めた2010年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展のテーマである「People Meet in Architecture 」を引用し祝辞を送った。
「丹下健三(1965年受賞)に代表される戦後の日本の重厚な建築とは対象的に軽妙であり、ファンクショナリティとエレガンスを兼ね備えたSANAAの建築は、まさしく“人々が出会う場”だと感じます」
「丹下健三(1965年受賞)に代表される戦後の日本の重厚な建築とは対象的に軽妙であり、ファンクショナリティとエレガンスを兼ね備えたSANAAの建築は、まさしく“人々が出会う場”だと感じます」
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