
ARCHITECTURE
【最新号ちょい見せ】デ・ステイルを代表するモダン住宅〈シュレーダー邸〉。
| Architecture, Design, Travel | 『カーサ ブルータス』2025年4月号より | photo_Yuta Sawamura text_Sanae Sato ©PICTORIGHT, Amsterdam & JASPAR, Tokyo, 2025 B0859
発売中の『一生に一度は見ておくべき名作住宅100』(2025年4月号)から注目ページをピックアップ!今回紹介するのはヘリット・トーマス・リートフェルト設計の〈シュレーダー邸〉です。水平垂直、三原色、可動式間仕切りによる自由度の高い空間。オランダ・ユトレヒトにあるこの建築は、とても100年前に建てられたとは思えないモダン住宅の先駆けです。
リートフェルトの建築家デビュー作であり終の棲家。
周囲のレンガ造りの建物と同じく100年前に建てられたとは思えないほどにモダンな〈シュレーダー邸〉。装飾を排除したシンプルなデザイン、水平垂直のライン、白、黒、グレーの無彩色に赤、青、黄の原色を組み合わせた色使い。
これらは20世紀初頭にオランダで生まれた芸術運動、デ・ステイルを体現している。この家を設計したヘリット・トーマス・リートフェルトは、画家のピート・モンドリアンとともにデ・ステイルを代表する存在。家具デザインの傍ら建築を学んだ彼の初めての建築作品であり、この住宅をきっかけに一躍有名になった。アートと建築が融合したモダンなスタイルは、バウハウスにも大きな影響を与えている。
施主のトゥルース・シュレーダーは夫を亡くし、3人の子どもたちと新生活を始めるため、以前自宅の改装を依頼し、現代的な考えやデザインに共感していたリートフェルトに声をかけた。
……続きは最新号『一生に一度は見ておくべき名作住宅100』でお楽しみください。
これらは20世紀初頭にオランダで生まれた芸術運動、デ・ステイルを体現している。この家を設計したヘリット・トーマス・リートフェルトは、画家のピート・モンドリアンとともにデ・ステイルを代表する存在。家具デザインの傍ら建築を学んだ彼の初めての建築作品であり、この住宅をきっかけに一躍有名になった。アートと建築が融合したモダンなスタイルは、バウハウスにも大きな影響を与えている。
施主のトゥルース・シュレーダーは夫を亡くし、3人の子どもたちと新生活を始めるため、以前自宅の改装を依頼し、現代的な考えやデザインに共感していたリートフェルトに声をかけた。
……続きは最新号『一生に一度は見ておくべき名作住宅100』でお楽しみください。
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