構想から60年。故・二川幸夫最後の写真集が完成。
| Architecture, Culture | casabrutus.com | text_Ai Sakamoto editor_Keiko Kusano
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写真集『天上の庭』。エーディーエー・エディタ・トーキョー発行。

〈桂離宮〉の「表門から御幸門への道、秋」と題された作品。燃えるような紅葉の向こうに茅葺切妻屋根の御幸門が見える。

〈桂離宮〉の中でもっとも高い位置にあり、「峠の茶屋」とも呼ばれる賞花亭。右は書院より望んでいる。

〈桂離宮〉の月見台から満月を愛でる。宮内庁の協力により撮影が可能になった貴重な一枚。

上中下3つの離宮から成る〈修学院離宮〉。その上離宮にある浴龍池の西浜では、美しい桜が咲きこぼれる。

〈修学院離宮〉の寿月観は、後水尾上皇の居室として建てられた数寄屋風。現在の建物は文政7年(1824)の再建。

上離宮の高台に立つ隣雲亭は、眼下に浴龍池を、遠くに洛北の山並みを望む、〈修学院離宮〉でも随一の絶景スポット。二方を開け放ち、深い軒や建具によって外界を切り取ることでこれまでにない空間性を映し出している。

〈桂離宮〉の中でもっとも高い位置にあり、「峠の茶屋」とも呼ばれる賞花亭。右は書院より望んでいる。

〈桂離宮〉の月見台から満月を愛でる。宮内庁の協力により撮影が可能になった貴重な一枚。
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