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三菱地所ホームが提案する、居心地の探求から生まれた木に寄り添う暮らし〈KIGOCOCHI〉。
January 25, 2024 | Architecture, Design | PR | photo_Kenya Abe text_Yoshinao Yamada illustration_Kenji Oguro
三菱地所ホームの空間木質化コンセプト〈KIGOCOCHI〉。それはこれからの暮らしを見据えた未来への提案です。監修を行う建築家の鈴野浩一がコンセプトを語ります。
木と寄り添う暮らしを追求した新たな空間を提案する三菱地所ホームの〈KIGOCOCHI(キゴコチ)〉。それは2022年から同社と取り組む〈KIDZUKI(キヅキ)〉から生まれたものと語るのが、建築家でトラフ建築設計事務所の共同主宰である鈴野浩一だ。
日本全国で木の有効活用に取り組む活動に着目し、そこから木の魅力や可能性を学ぶ活動。それを通じて学びを得るなか、「住空間の木質化」を目指す次なるプロジェクトとして〈KIGOCOCHI〉へと発展した。マンションのリノベーションに限らず、多様な住空間に発展できるコンセプトとして鈴野はプロジェクトの監修を担当。ここでは「木の居心地を感じる空間」を主眼に据え、「木の塊」によって住機能を提案している。
日本全国で木の有効活用に取り組む活動に着目し、そこから木の魅力や可能性を学ぶ活動。それを通じて学びを得るなか、「住空間の木質化」を目指す次なるプロジェクトとして〈KIGOCOCHI〉へと発展した。マンションのリノベーションに限らず、多様な住空間に発展できるコンセプトとして鈴野はプロジェクトの監修を担当。ここでは「木の居心地を感じる空間」を主眼に据え、「木の塊」によって住機能を提案している。
鈴野の言う「木の塊」は、玄関と寝室、浴室と脱衣所とサウナ、キッチンと家事室とスタディスペースの3種類からなるユニットともいうべきコアで表現される。いずれも柔らかな表情を持つ国産のヒノキ合板を仕上げ材に使っており、「思わず抱きついてしまいたくなるような」素材だと鈴野は語る。これらを基本設定とし、自由度の高いレイアウトを実現。ここで紹介するような分散型をはじめ、中央や隅にコアを寄せたプランニングも可能だ。コアは、壁面や床下の収納、掘り込んだアルコーブ内のベンチなど、多様な機能を付与することもできる。
「住宅において木材は表層的に使われがちです。ここではこれまで背景として使われてきた木を、人の生活に寄り添う形として認識されるものとして考えました。床はあえてリノリウムをベースとし、一部に合板を使うことで逆説的に木を意識してほしいと考えました。ドアノブや引き手にも木を使うことで日々触れる箇所でも木を感じることができます」
「住宅において木材は表層的に使われがちです。ここではこれまで背景として使われてきた木を、人の生活に寄り添う形として認識されるものとして考えました。床はあえてリノリウムをベースとし、一部に合板を使うことで逆説的に木を意識してほしいと考えました。ドアノブや引き手にも木を使うことで日々触れる箇所でも木を感じることができます」
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