帝国ホテル・ライト館100周年記念! 国内では四半世紀ぶりのフランク・ロイド・ライト展が開催中です。
| Architecture, Design | casabrutus.com | photo_GION text_Sawako Akune
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直筆によるドローイングや図面や新旧の模型のほか、家具、写真、映像、インスタレーション…と変化に富んだ展示。

作品ごとに異なるアートガラスをデザインしたライト。展示の入り口で人々を迎え入れるのは、1912年完成の〈リトル第二邸(北の家)〉の窓ガラス。

ライトがキャリア初期の1905年に、初めての本格的な公共建築として設計した〈ユニティ・テンプル〉の模型(1920年頃)。設計期間はライト訪日の直後で、両翼の空間をエントランス部分で結びつけるプランニングは、日本の神社の「権現造」に影響を受けたともされる。

ライトの歌川広重のコレクションから。手前に描いた植物によって遠景を際立たせる手法を、ライトは自らのドローイングにも応用している。

浮世絵の構図の影響を見て取ることのできるドローイング。「デローズ邸」(インディアナ州サウスベンド)1906年透視図|建築:フランク・ロイド・ライト、レンダリング:マリオン・マホニー
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