ARCHITECTURE
建築界をリードしてきたノーマン・フォスターの大回顧展、パリ〈ポンピドゥー・センター〉で開催中。
May 27, 2023 | Architecture, Design | casabrutus.com | text_Megumi Yamashita editor_Keiko Kusano
20世紀後半以降、長らく建築界をリードしてきたイギリスの建築家、ノーマン・フォスター（1935-）。パリの〈ポンピドゥー・センター〉にて、60年以上に渡る彼の取り組みを振り返る展覧会が開催中。本人による説明を交えながら、展覧会を紹介します。
会場に展示された写真を懐かしそうに眺めるノーマン・フォスター。 photo_Megumi Yamashita
リチャード・ロジャース（1933-2021） とレンゾ・ピアノ（1937-）設計の〈ポンピドゥー・センター〉。ノーマン・フォスター展の会場は、このアイコニックな建築のエスカレーターを上がり切った最上階にある。
学生時代から現在に至るまで、フォスターが描き綴ったスケッチやドローイングがずらりと並ぶ最初の展示室。 (c) Nigel Young / Foster + Partners
フォスターとロジャースがそれぞれのパートナーと〈チーム4〉を結成したのは1963年のこと（1967年に解散）。それからちょうど60年、盟友が設計した美術館の2200平方メートルを使った大回顧展は、副館長のフレデリック・ミゲルーのキュレーションで実現している。
Loading...
Loading...
