ARCHITECTURE
屋外と緩やかにつながる“新しい日本の邸宅”。
January 19, 2017 | Architecture | 理想の最新住宅案内2017 | text_Chihiro Kurimoto editor_Ai Sakamoto
積水ハウスの木造住宅〈シャーウッド〉からフラッグシップモデルの発売です。
優れた耐震性と設計の自由度を兼ね備え、木の質感を生かした住まいを提供してきた、積水ハウスの木造住宅〈シャーウッド〉。その最高級商品《グラヴィス ステージ》が、“新しい日本の邸宅”というテーマを新たに付加した、フラッグシップモデルを発表。2016年8月より発売を開始した。
本モデルでは、新開発の空間デザインを採用。特筆すべきは、日本人に親しまれてきた縁側を現代風にアレンジした「クリアビューデザイン」だ。屋内外の天井面と床面の高さを揃え、同じ仕上げ材を使用。サッシも天井と同じ高さにすることで家の内と外を緩やかにつないだ。大開口による開放的な室内には、光と風がたくさん取り込まれ、消費エネルギーを大幅に削減する「グリーンファーストゼロ」にも対応している。
これまで積水ハウスが提案してきた「スローリビング」も追求し、自然や四季を感じながらゆったり過ごせる空間を実現したという。
本モデルでは、新開発の空間デザインを採用。特筆すべきは、日本人に親しまれてきた縁側を現代風にアレンジした「クリアビューデザイン」だ。屋内外の天井面と床面の高さを揃え、同じ仕上げ材を使用。サッシも天井と同じ高さにすることで家の内と外を緩やかにつないだ。大開口による開放的な室内には、光と風がたくさん取り込まれ、消費エネルギーを大幅に削減する「グリーンファーストゼロ」にも対応している。
これまで積水ハウスが提案してきた「スローリビング」も追求し、自然や四季を感じながらゆったり過ごせる空間を実現したという。
水平ラインが目を引く外観は、横格子ルーバーバルコニーに由来。このバルコニーは、意匠性の高さに加え、採光性と通気性にも優れ、さらに外部からの視線を遮ってくれる。緩勾配の4寸屋根とともに、伸びやかな水平を強調する。
外壁には、耐候性・耐震性・耐水性・防耐火性・強度を誇る陶版外壁《ベルバーン》を使用。これを自然石貼りすることで陰影を生み出し、風格ある佇まいに。焼き物ならではの温かみや質感は、年月を重ねるごとに深みが増す。経年変化も楽しめる、末長く付き合いたい日本の邸宅だ。
外壁には、耐候性・耐震性・耐水性・防耐火性・強度を誇る陶版外壁《ベルバーン》を使用。これを自然石貼りすることで陰影を生み出し、風格ある佇まいに。焼き物ならではの温かみや質感は、年月を重ねるごとに深みが増す。経年変化も楽しめる、末長く付き合いたい日本の邸宅だ。
〈シャーウッド〉の最高グレード商品として発表された《グラヴィス ステージ》。横格子ルーバーバルコニーが、外からの視線を遮りながら、光と風を取り込む。公式サイト