建築×植物の聖地! 朝ドラ『らんまん』の主人公モデル・牧野富太郎博士を巡る旅へ【高知シティガイド】
April 24, 2023 | Architecture, Travel | PR | photo_Norio Kidera text_Rie Nishikawa
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内藤廣が建築を手がけた〈牧野富太郎記念館〉本館の中庭。〈牧野富太郎記念館〉は本館と展示館の2棟からなり、共に中央の中庭を囲むように大屋根が架けられている。
3次元曲線を描く大屋根が中庭の周囲を囲む。高知の厳しい日差しや風に対して、高知の民家の伝統工法である深い庇(ひさし)や低い軒(のき)を取り入れたものだ。
高知県の木材をふんだんに使った構造。梁などの構造材以外はすべて高知県産のスギやヒノキを使用。カナダ産の米松を使用した422本の梁はすべて長さや角度が異なり、施工には大変な苦労が伴った。
本館2階の展示スペース。2階がグランドフロアでレストランや映像ホールが、1階には牧野文庫、図書室などがある。
牧野博士の蔵書や遺品など、約60,000点を収蔵する牧野文庫は外からの見学のみ。研究調査での利用が可能。
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