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建築×植物の聖地! 朝ドラ『らんまん』の主人公モデル・牧野富太郎博士を巡る旅へ【高知シティガイド】
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建築×植物の聖地! 朝ドラ『らんまん』の主人公モデル・牧野富太郎博士を巡る旅へ【高知シティガイド】

| Architecture, Travel | PR | photo_Norio Kidera   text_Rie Nishikawa

高知出身で世界に誇る植物分類学の第一人者の牧野富太郎博士。彼のゆかりの地には、建築と植物が融合する名所がたくさん。現在、高知県では2023年春からの朝ドラ、NHKの連続テレビ小説『らんまん』主人公のモデルになったことを機に、高知県全域で観光博覧会『牧野博士の新休日』が開催中だ。さあ、牧野博士をめぐる旅へ!

1.〈高知県立牧野植物園〉|自然と調和する建築で、牧野富太郎博士の軌跡に触れる。

内藤廣が建築を手がけた〈牧野富太郎記念館〉本館の中庭。〈牧野富太郎記念館〉は本館と展示館の2棟からなり、共に中央の中庭を囲むように大屋根が架けられている。
内藤廣が建築を手がけた〈牧野富太郎記念館〉本館の中庭。〈牧野富太郎記念館〉は本館と展示館の2棟からなり、共に中央の中庭を囲むように大屋根が架けられている。
3次元曲線を描く大屋根が中庭の周囲を囲む。高知の厳しい日差しや風に対して、高知の民家の伝統工法である深い庇(ひさし)や低い軒(のき)を取り入れたものだ。
3次元曲線を描く大屋根が中庭の周囲を囲む。高知の厳しい日差しや風に対して、高知の民家の伝統工法である深い庇(ひさし)や低い軒(のき)を取り入れたものだ。
高知県の木材をふんだんに使った構造。梁などの構造材以外はすべて高知県産のスギやヒノキを使用。カナダ産の米松を使用した422本の梁はすべて長さや角度が異なり、施工には大変な苦労が伴った。
高知県の木材をふんだんに使った構造。梁などの構造材以外はすべて高知県産のスギやヒノキを使用。カナダ産の米松を使用した422本の梁はすべて長さや角度が異なり、施工には大変な苦労が伴った。
本館2階の展示スペース。2階がグランドフロアでレストランや映像ホールが、1階には牧野文庫、図書室などがある。
本館2階の展示スペース。2階がグランドフロアでレストランや映像ホールが、1階には牧野文庫、図書室などがある。
牧野博士の蔵書や遺品など、約60,000点を収蔵する牧野文庫は外からの見学のみ。研究調査での利用が可能。
牧野博士の蔵書や遺品など、約60,000点を収蔵する牧野文庫は外からの見学のみ。研究調査での利用が可能。
3次元曲線を描く大屋根が中庭の周囲を囲む。高知の厳しい日差しや風に対して、高知の民家の伝統工法である深い庇(ひさし)や低い軒(のき)を取り入れたものだ。
高知県の木材をふんだんに使った構造。梁などの構造材以外はすべて高知県産のスギやヒノキを使用。カナダ産の米松を使用した422本の梁はすべて長さや角度が異なり、施工には大変な苦労が伴った。
本館2階の展示スペース。2階がグランドフロアでレストランや映像ホールが、1階には牧野文庫、図書室などがある。
牧野博士の蔵書や遺品など、約60,000点を収蔵する牧野文庫は外からの見学のみ。研究調査での利用が可能。
〈高知県立牧野植物園〉は高知県の中部にそびえる五台山(ごだいさん)の広大な自然環境の中に位置し、博士ゆかりの野生植物など、3,000種類以上が四季を彩る植物園。博士の功績を展示する〈牧野富太郎記念館〉は内藤廣による設計で、人と自然の共生をテーマにした建築である。植物の持つ有機的な力と博士の植物への思いが込められた、高知の名建築のひとつだ。
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