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ARCHITECTURE

坂 茂設計の複合施設が宮島の対岸にオープン!

『カーサ ブルータス』2023年5月号より

| Architecture, Travel | window on the world | text_Ai Sakamoto

去る3月、瀬戸内海を一望する広島県大竹市の海辺に、坂 茂が設計を担当した〈SIMOSE〉がオープン。美術館、宿、レストランからなる複合施設で、建築とアート、食を一体的に体験できる。

エントランス棟の内観。ヒノキの集成材と鉄骨柱が楕円形の建物を支える。
エントランス棟の内観。ヒノキの集成材と鉄骨柱が楕円形の建物を支える。
色とりどりのガラスで覆われた可動展示室。造船技術の活用により、浮力で動かすという。
色とりどりのガラスで覆われた可動展示室。造船技術の活用により、浮力で動かすという。
エントランス棟の内観。ヒノキの集成材と鉄骨柱が楕円形の建物を支える。
色とりどりのガラスで覆われた可動展示室。造船技術の活用により、浮力で動かすという。
伝統工芸品からマティスやシャガールといった近代絵画まで、幅広い500点を所蔵する〈下瀬美術館〉には、坂が瀬戸内の多島美から着想したという可動展示室がお目見え。カラフルな8つのキューブが水盤に浮かぶ様は従来の美術館建築とは一線を画す。
エントランス棟。ミラーガラスの外壁が周囲の景色を映し込む。
エントランス棟。ミラーガラスの外壁が周囲の景色を映し込む。
一方、敷地内に点在するヴィラタイプの宿は全10棟。うち4棟が〈紙の家〉など、かつて坂が手がけた別荘をリメイクしたもので、残り6棟もすべてデザインが異なる新作になっている。坂 茂設計の別荘を訪れる感覚で、 “暮らすように泊まる” 。ここでしかできない宿泊体験はいかが?
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