美しい焼杉に包まれた大和棟の古民家。
『カーサ ブルータス』2019年8月号より
July 9, 2019 | Architecture, Design | PR | photo_Kiyoshi Nishioka text_Katsura Hiratsuka
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正面外観。傾斜の異なる屋根の組み合わせが大和棟の特徴。右半分は改修で、左半分は新設。新設部分に古瓦、漆喰の壁、木の塀を用い、既存の建物となじませた。

座敷からキッチンを見る。内装は既存の建物に合わせ、ヒノキや漆喰で仕上げている。棚やキッチンに既存の建具や欄間を活用。

旧街道の景観になじむ焼杉の塀。今年5月、メンテナンスのため保護塗料を再塗装し、美しさを保っている。

増築部分を減築して新設した縁側からは、クスノキを眺められる。

正面の開閉可能な格子など、希少なディテールは丁寧に残された。