ケンポクに行ってきました! 『KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭』リポート。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

ケンポクに行ってきました! 『KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭』リポート。

『KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭』の参加アーティストは若手からベテランまで多彩な顔ぶれです。茨城県北の古い伝承から日本の近代化を担った産業遺産まで、信仰とテクノロジーが入り混じる歴史も魅力的。出展作品数約100点の大型展から見どころを厳選紹介します。

妹島和世のJR日立駅をジャックしているダニエル・ビュレン《回廊の中で:この場所のための4つの虹 - KENPOKU 2016のために》(2016)。駅の外に見える海も虹色に!
開催地の「茨城県北」とは日立市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、常陸太田市、大子町の6市町村のこと。「ケンポク」と発音する。茨城県北エリアは1,652㎡、「大地の芸術祭」で有名な越後妻有地区のおよそ2.1倍の広さだ。
駅には妹島和世デザインのベンチも。
県北地区は大きく海と山の二つのエリアに分かれている。JR常磐線沿いの海エリアは太平洋沿岸、ビーチや岩場など変化に富んだ景色が楽しめる。山エリアはJR水郡線沿い、日本三大名瀑のひとつ〈袋田の滝〉や温泉がある。アートもそれぞれ、海や山の景色と一緒に楽しめる。総合ディレクターは森美術館館長の南條史生。豊富な経験とネットワークを駆使して国内外から魅力的なアーティストを招集した。
ダニエル・ビュレン《回廊の中で:この場所のための4つの虹 - KENPOKU 2016のために》(2016)。夜は中から光が漏れて虹色のランタンになる。
この芸術祭に電車で行くのなら、まずJR日立駅で下車するのがおすすめ。降りたとたんにレインボーカラーの海が出迎えてくれる。妹島和世デザイン監修の透明な駅舎をダニエル・ビュレンが虹色にラッピングしているのだ。昼間は中から海を眺め、夜は外から駅舎が虹の光の塊になるのが味わえる。(夜の美しい光景は、記事の最後に)

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