英国デジタルアートの雄! 未体験VRとともに初来日。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

英国デジタルアートの雄! 未体験VRとともに初来日。

英国のデジタルアート界で名実ともにトップを走る、マシュマロ・レーザー・フィーストが初来日します。

ヘッドセットをかぶると、目の前にはこんな世界が! トンボ、フクロウ、カエルなどの生き物の視覚をイメージしたグラフィカルな映像が、次々と移り変わっていく。
人間とは異なる色覚を持つ昆虫や動物たち。彼らの目を通して世界を見たら、そこには体験したことのない美しさがあるかもしれない……。そんな発想から生まれたアート作品が、この秋、〈山口情報芸術センター[YCAM]〉に上陸する。ロンドンを拠点に活動するクリエイティブ集団、マシュマロ・レーザー・フィースト(MLF)のVR作品『もしも、森のいきものになったら』だ。

彼らが開発した、VR技術を搭載する専用ヘッドセットを装着すれば、トンボやカエル、フクロウの視覚でバーチャルな森を探検することができる。このヘッドセットの中に広がるのは、ピーター・ラビットが生まれたイギリス北西部・湖水地方の森。この場所をドローン、レーザースキャナー、CTスキャンで撮影し、360度で再現。ヘッドセットにはサラウンドサウンドと、体に響くバイブレーションシステムも搭載し、圧倒的な臨場感をつくり出す。

〈YCAM〉では館内での作品鑑賞に加え、山口の森に入ってこのVR作品を体験するイベントを開催。テクノロジーとアートによって自分の感覚がハックされる、未知の体験ができるだろう。MLFはスクエアプッシャーとのコラボPVやU2のライブ演出なども手掛け、没入感をテーマに、五感に訴える作品を発表してきた。
「自然の中でデジタル作品を発表することはとてもチャレンジングですが、土の匂いや鳥の声、風のささやきを感じながらとてもリッチな体験ができるはず。日本、特に山口のYCAMで発表できるのが飛び上がるほど嬉しい」と彼ら。日本初のパフォーマンスに期待!
オリジナルのヘッドセットには、植物があしらわれている。

Marshmallow Laser Feast

インスタレーション、ライブ、VRなどを手がけるクリエイティブデザインスタジオ。写真は来日するメンバーのアーシン・ハン・アーシン。公式サイト

『もしも、森のいきものになったら』 

イギリスで発表した新作VRを公開。10月6日〜10日。


〈山口情報芸術センター[YCAM]〉

山口県山口市中園町7-7
TEL 083 901 2222。11時〜17時。火曜休。入場無料。屋外プログラムは予約受付中! 9日にはMLFのトークショーを開催。