日本との知られざる関係に迫る『ミロ展―日本を夢みて』が開催に。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

日本との知られざる関係に迫る『ミロ展―日本を夢みて』が開催に。

自由奔放な画風で知られるスペイン出身の芸術家、ジュアン・ミロの、日本では20年ぶりとなる大規模な回顧展が、2022年2月11日、幕を開ける。

ジュアン・ミロ 《絵画(パイプを吸う男)》1925年 油彩、キャンバス 富山県美術館 (c) Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 E4304
ジュアン・ミロ 《ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子》1945年 油彩、キャンバス 福岡市美術館 (c) Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 E4304
ピカソ、ダリと並ぶスペインの巨匠、ジュアン・ミロ(1893-1983)は、シュルレアリスムを足掛かりに唯一無二の作品世界を築いた、バルセロナ生まれの芸術家だ。90年にわたる生涯で、油彩や版画、彫刻をはじめとする立体作品など幅広い作品を手がけた。

2018年から19年にかけてパリの〈グラン・パレ〉で大回顧展が開催され、昨今その活動に改めて注目が集まっているミロ。その創作活動の裏側に、日本文化への深い造詣があったことをご存じだろうか。
ジュアン・ミロ 《花と蝶》1922-23年 テンペラ、板 横浜美術館 (c) Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 E4304
『ミロ展―日本を夢みて』では、若き日の日本への憧れを象徴する初期作品から代表作、そして日本で初めて展示されたミロ作品、さらに本人のアトリエにあった日本の民芸品や批評家の瀧口修造との交流を示す資料など、約130点の作品や資料を通して、ミロと日本の深いつながりをひもとく。
ジュアン・ミロ 《アンリク・クリストフル・リカルの肖像》1917年 油彩・コラージュ、キャンバス ニューヨーク近代美術館 (c) The Museum of Modern Art, New York. Florene May Schoenborn Bequest, 1996 / Licensed by Art Resource, NY (c) Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 E4304
ジュアン・ミロ 《絵画》 1966年 油彩・アクリル・木炭、キャンバス ピラール&ジュアン・ミロ財団、マジョルカ Fundació Pilar i Joan Miró a Mallorca Photographic Archive © Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 E4304
たとえば、《アンリク・クリストフル・リカルの肖像》(1917年)は実物の浮世絵をコラージュした油彩だ。また、ミロは1966年に初来日を果たしており、それ以降、書道の滲みや跳ねの動きを感じる黒く太い線描をより大胆に用いるようになったことも知られている。なお、今回はミロが来日した際のスナップ写真も紹介される予定だ。
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