大人も子どもも楽しい柚木沙弥郎の色と形の物語。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

大人も子どもも楽しい柚木沙弥郎の色と形の物語。

『カーサ ブルータス』2022年1月号より

染色家・柚木沙弥郎の企画展『柚木沙弥郎 life・LIFE』が、東京・立川の〈PLAY! MUSEUM〉にて開催中。柚木沙弥郎作品の大ファンだというクリエイティブユニット〈SPREAD〉が、展覧会を家族で体験しました。

布の作品、約50点が展示されている「布の森」にて。大型の作品も多く、抽象画のような大胆な模様に目を奪われる。
日本を代表する染色家であり、版画や立体の作品も手がけるアーティストの柚木沙弥郎。99歳の今も新たなチャレンジを続けている柚木の、その創作の世界に触れる展覧会『柚木沙弥郎 life・LIFE』が東京・立川の〈PLAY! MUSEUM〉で行われている。

この日、展覧会を訪れたのは、熱心な柚木ファンで、大胆な色を用いたデザインやインスタレーションで知られるクリエイティブユニット〈SPREAD〉の2人。そして5歳の娘、見旅ちゃん。
『つきよのおんがくかい』の原画(1999年、木城えほんの郷蔵)。画材はアクリル。
同じく『つきよのおんがくかい』の原画。ジャズミュージシャンの山下洋輔がストーリーを手がけた。
「絵のみち」の展示風景。まるで物語の中に入り込んでいくように、湾曲した壁に沿って作品を展示。
『そしたら そしたら』(2000年、木城えほんの郷蔵)の展示風景。ストーリーを手がけたのは谷川俊太郎だ。
『おふねが ぎっちらこ』(2009年、作家蔵)の展示風景。月刊『こどものとも0.1.2』で発表された。
人や動物の生きる歓びに満ちた絵本の原画が並ぶ「絵のみち」。柚木は70歳を超えてから型染の技法やコラージュなどを用いた多彩な絵本作りに取り組んでいる。
『たかいたかい』の原画(2006年、作家蔵)。絵本によって変わるタッチを見比べるのも楽しい。
『せんねん まんねん』の原画(2008年、作家蔵)。水彩絵具のにじみや重なりも美しい。
猫の親子への優しい眼差しにあふれた『ぎったんこ ばったんこ』の原画(2000年、木城えほんの郷蔵)。
作品を真剣に眺める小林さん。
まず足を止めたのが、柚木が90年代から手がける絵本の原画、約80点が並ぶ「絵のみち」だ。

「これほど多くの作品を手がけているとは知りませんでした。柚木さんの作品には生命の営みと生命の神秘、その両方を感じてきたのですが、絵本は、柚木さんが象徴的な作品で表現されてきたことの読み解きのようでした」と小林さん。
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