大人も子どもも楽しい柚木沙弥郎の色と形の物語。
『カーサ ブルータス』2022年1月号より
January 2, 2022 | Art | a wall newspaper | photo_Norio Kidera text_Tami Okano
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布の作品、約50点が展示されている「布の森」にて。大型の作品も多く、抽象画のような大胆な模様に目を奪われる。
『つきよのおんがくかい』の原画(1999年、木城えほんの郷蔵)。画材はアクリル。
同じく『つきよのおんがくかい』の原画。ジャズミュージシャンの山下洋輔がストーリーを手がけた。
「絵のみち」の展示風景。まるで物語の中に入り込んでいくように、湾曲した壁に沿って作品を展示。
『そしたら そしたら』(2000年、木城えほんの郷蔵)の展示風景。ストーリーを手がけたのは谷川俊太郎だ。
『おふねが ぎっちらこ』(2009年、作家蔵)の展示風景。月刊『こどものとも0.1.2』で発表された。
人や動物の生きる歓びに満ちた絵本の原画が並ぶ「絵のみち」。柚木は70歳を超えてから型染の技法やコラージュなどを用いた多彩な絵本作りに取り組んでいる。
『たかいたかい』の原画(2006年、作家蔵)。絵本によって変わるタッチを見比べるのも楽しい。
『せんねん まんねん』の原画(2008年、作家蔵)。水彩絵具のにじみや重なりも美しい。
猫の親子への優しい眼差しにあふれた『ぎったんこ ばったんこ』の原画(2000年、木城えほんの郷蔵)。
作品を真剣に眺める小林さん。
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