ART
大人も子どもも楽しい柚木沙弥郎の色と形の物語。
『カーサ ブルータス』2022年1月号より
January 2, 2022 | Art | a wall newspaper | photo_Norio Kidera text_Tami Okano
染色家・柚木沙弥郎の企画展『柚木沙弥郎 life・LIFE』が、東京・立川の〈PLAY! MUSEUM〉にて開催中。柚木沙弥郎作品の大ファンだというクリエイティブユニット〈SPREAD〉が、展覧会を家族で体験しました。
日本を代表する染色家であり、版画や立体の作品も手がけるアーティストの柚木沙弥郎。99歳の今も新たなチャレンジを続けている柚木の、その創作の世界に触れる展覧会『柚木沙弥郎 life・LIFE』が東京・立川の〈PLAY! MUSEUM〉で行われている。
この日、展覧会を訪れたのは、熱心な柚木ファンで、大胆な色を用いたデザインやインスタレーションで知られるクリエイティブユニット〈SPREAD〉の2人。そして5歳の娘、見旅ちゃん。
この日、展覧会を訪れたのは、熱心な柚木ファンで、大胆な色を用いたデザインやインスタレーションで知られるクリエイティブユニット〈SPREAD〉の2人。そして5歳の娘、見旅ちゃん。
まず足を止めたのが、柚木が90年代から手がける絵本の原画、約80点が並ぶ「絵のみち」だ。
「これほど多くの作品を手がけているとは知りませんでした。柚木さんの作品には生命の営みと生命の神秘、その両方を感じてきたのですが、絵本は、柚木さんが象徴的な作品で表現されてきたことの読み解きのようでした」と小林さん。
「これほど多くの作品を手がけているとは知りませんでした。柚木さんの作品には生命の営みと生命の神秘、その両方を感じてきたのですが、絵本は、柚木さんが象徴的な作品で表現されてきたことの読み解きのようでした」と小林さん。
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