ルイ・ヴィトン財団の貴重なコレクションを自宅で楽しむ。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

ルイ・ヴィトン財団の貴重なコレクションを自宅で楽しむ。

日本では緩やかに日常が戻りつつある一方、海外はまだ美術館などは臨時休館中のところも。そんな状況下において「アートを日常に」と、美術館も様々な試みを展開している。中でも、パリの〈ルイ・ヴィトン財団〉による『LA FONDATION LOUIS VUITTON CHEZ VOUS』というオンライン企画が秀逸だ。毎週更新されるその中身とは?

6月10日にインタビューが配信された、アネット・メサジェ。
2014年の開館以来、パリ、ブローニュの森にある〈フォンダシオン ルイ・ヴィトン〉は、魅力的な展覧会やコンサートを数多く開催してきた。美術館が休館中のため、なかなか芸術に触れられない状況の中、当財団が保存するこうした良質なコンテンツを、世界中の人々が自由にアクセスできるようにと始まった新企画が、『LA FONDATION LOUIS VUITTON CHEZ VOUS/フォンダシオン ルイ・ヴィトンをあなたの家で』だ。フランス時間の毎週、水、金、日曜の夕刻に、新たなコンテンツを配信する。その内容の豊かさと行動の素早さが、単なるバーチャル美術館の枠を超え、高い評価を得ている。

水曜は、キュレーターやアーティストの解説付きで過去の展覧会を紹介。4月~5月にはオラファー・エリアソンによる広大なインスタレーション『コンタクト』展(2014~15年)など、話題を集めた過去展の魅力を凝縮したショートビデオの数々が公開された。金曜は、財団内の大講堂で開催された歴代のコンサートを配信する。そして日曜には、著名な音楽家によるマスタークラスの様子を公開している。
ベアトリーチェ・ラナのリサイタルは、公開後24時間のみ視聴可。
日本を代表する音楽家、小澤征爾による公開のマスタークラス、そしてコンサートが配信予定。
ビデオはそれぞれ、配信時から最短24時間、1週間~2週間と期限付きであるため、すでに視聴不可なものも多数だが、外出禁止が解かれた今も、新コンテンツを配信し続けるので要注目だ。内容は、Youtube、Facebook、インスタグラム、ツイッターなどのソーシャルメディア(#FLVchallenge)で事前にチェックが可能。現時点での最新情報は、6月10日から1週間視聴可能な、フランスの女性現代アーティスト、アネット・メサジェのインタビュー。6月12日は、イタリア人ピアニスト、ベアトリーチェ・ラナのリサイタルを配信予定で、フランス時間で20時30分、日本時間では13日の3時30分より24時間視聴可。そして6月14日には、小澤征爾が指揮する、スイス国際アカデミーのオーケストラのマスタークラスによる演奏が予定されている。

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