《Google Arts & Culture》に山梨県北杜市の名美術館が登場。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

《Google Arts & Culture》に山梨県北杜市の名美術館が登場。

世界2000以上の美術館や博物館をウェブやスマホアプリで手軽に鑑賞できるGoogleのサービス《Google Arts & Culture》。今月は新たに、山梨県北杜市の〈清春芸術村〉と〈中村キース・へリング美術館〉のコレクション、ストリートビューが公開となった。

藤森照信設計のツリーハウスのような茶室〈徹〉。満開の桜に囲まれる様は圧巻だ。《Google Arts & Culture》より。
ストーリー「Speaking of sakura」では、〈清春芸術村〉内の桜を様々な視点で存分に堪能できる。これらの桜は、1925年3月、旧清春小学校の落成を記念し、生徒たちの手によって植樹されたもの。90年以上を経た今でも見事な花を咲かせる。《Google Arts & Culture》より。
〈清春芸術村〉のシンボルともいえる〈ラ・リューシュ〉。ギュスターブ・エッフェルが設計したパリ万博のパビリオンで、その後、シャガールらが暮らしたパリの集合アトリエとなった建物の設計図をもとに再現した建物だ。《Google Arts & Culture》より。
志賀直哉や武者小路実篤らの白樺派が夢見た美術館を実現した、谷口吉生設計の〈白樺美術館〉。《Google Arts & Culture》より。
安藤忠雄設計の〈光の美術館〉。館内には人工照明が一切なく、自然光のみで鑑賞する。《Google Arts & Culture》より。
「清春芸術村」は、元小学校の広々とした敷地に設立されたアーティストの創作と交流の場だ。南アルプス、八ヶ岳、富士山に囲まれた自然豊かな場所で、ギュスターヴ・エッフェル設計のパリの集合アトリエを再現した「ラ・リューシュ」、安藤忠雄設計の「光の美術館」、谷口吉生設計の「清春白樺美術館」や「ルオー礼拝堂」、藤森照信設計のツリーハウス「茶室 徹」など、巨匠たちが手掛けた建築がそこかしこに点在している。《Google Arts & Culture》のコレクションでは、自然豊かな敷地を歩きながら建築物を巡ったり、館内に入って展示作品を眺めたり、実際に村内を散策しているかのような感覚が味わえる。ストーリー「Speaking of sakura」では、咲き誇る満開の桜とともに建築物や山々の風景をオンラインで堪能できる。今年桜を愛でることができなかった寂しさを和らげてくれるはずだ。
〈中村キース・へリング美術館〉(北川原温設計)。八ヶ岳の荒々しさがモチーフとなる建物だが、そのインパクトはキース・へリングの作品にもリンクする。《Google Arts & Culture》より。
キース・へリングが駆け抜けた31年の短い生涯を掘り下げるストーリー「キース・へリングってどんな人?」。《Google Arts & Culture》より。
北川原温によって設計された〈中村キース・へリング美術館〉は、その建物自体がキース・へリングのほとばしるエネルギーとリンクするかのようなインパクトを放つ。そのコレクションでは中村和男氏によって蒐集されたキース・へリング作品100点以上を手元で楽しむことができ、ミュージアムビューでは館内の作品を鑑賞することも可能だ。オンライン展示「キース・へリングってどんな人?」など、へリングの世界観にどっぷりと浸かれるコンテンツも充実している。

《Google Arts & Culture》では、もちろん国内だけでなく世界中の美術館や博物館を訪れることができる。休館が相次ぎ、今はなかなか足を運べない美術館や博物館だが、《Google Arts & Culture》でお気に入りのアーティストを見つけたり、いずれ訪れてみたかった場所を下見に出かけたり……今年のゴールデンウィークは「STAY HOME」しながら世界中の芸術や歴史を旅してみてはいかがだろうか。

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