ART
ガウディ、ピカソ、ミロ、ダリを輩出。芸術都市バルセロナの魅力とは?
February 8, 2020 | Art | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa
スペイン・カタルーニャ自治州の州都・バルセロナ。同都市にゆかりのある約130点の作品を通し、豊かな芸術文化の源泉に迫る展覧会が〈東京ステーションギャラリー〉ではじまった。
バルセロナといって、まずイメージするのはなんだろうか? アントニ・ガウディの《サグラダ・ファミリア》はついに2026年に完成予定だという。バルセロナはスペイン・カタルーニャ自治州の州都だ。北はフランスに接し、南に地中海を望む温暖な気候、豊かな経済力と独自の言語文化を背景に、特異な芸術文化を形成してきた。食文化、スポーツなどでも人々を魅了し続けている。
『奇蹟の芸術都市バルセロナ』はそんな魅惑の都市・バルセロナをテーマにした展覧会だ。なかでも、都市の近代化が進んだ1850年代から1888年の万博開催を経て、スペイン内戦(1936~39年)に至るまでの約80年間にカタルーニャに花開いた芸術を紹介する。
『奇蹟の芸術都市バルセロナ』はそんな魅惑の都市・バルセロナをテーマにした展覧会だ。なかでも、都市の近代化が進んだ1850年代から1888年の万博開催を経て、スペイン内戦(1936~39年)に至るまでの約80年間にカタルーニャに花開いた芸術を紹介する。
この時期、ガウディをはじめ、リュイス・ドゥメナク・イ・ムンタネー、ジュゼップ・プッチ・イ・カダファルクなど現在のバルセロナの景観をかたち作った建築家たち、バルセロナで若き日々を過ごしたピカソ、同じくここを足掛かりに世界的に活躍したミロやダリなど、多くの芸術家がこの地で多彩な活動を繰り広げた。
同展では、ピカソ、ミロ、ダリ、サンティアゴ・ルシニョル、ラモン・カザスなど、バルセロナの近代化を推進した建築家、多才な芸術家による約130点を通して、世紀末カタルーニャの熱気を現代に伝える。
同展では、ピカソ、ミロ、ダリ、サンティアゴ・ルシニョル、ラモン・カザスなど、バルセロナの近代化を推進した建築家、多才な芸術家による約130点を通して、世紀末カタルーニャの熱気を現代に伝える。
『奇蹟の芸術都市バルセロナ』
〈東京ステーションギャラリー〉
東京都千代田区丸の内1-9-1 TEL 03 3212 2485。2020年2月8日~4月5日。10時~18時(金〜20時。最終入館は閉館の30分前まで)。月曜・2月25日休。2月24日、3月30日は開館。1,300円。