名和晃平、チームラボ…日本の現代アートが京都・二条城に集結。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

名和晃平、チームラボ…日本の現代アートが京都・二条城に集結。

8月31日から9月3日の4日間、〈⼆条城〉⼆の丸御殿台所、御清所にて、現代美術の展覧会『時を超える:美の基準』が開催される。

PixCell-Deer#52 2018 h.2173 w.1896 d.1500mm mixed media Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE photo: Nobutada OMOTE|SANDWICH(参考画像)
『時を超える:美の基準』は、京都〈元離宮二条城〉を舞台に、〈森美術館〉館長・南條史生と彫刻家・名和晃平がアドバイザーを務める現代美術の展覧会だ。
141の国と地域から博物館の専門家が集う、日本で初めてとなるICOM(国際博物館会議)京都大会の開催と、京都〈元離宮二条城〉の世界遺産登録25周年を記念して企画され、舞台となるのは、⼆条城のなかでも、通常非公開となっている、〈⼆の丸御殿台所〉と重要⽂化財にも指定されている〈御清所〉。
アドバイザーを務める彫刻家、名和晃平。photo : Nobutada OMOTE|SANDWICH
名和晃平をはじめ、デジタルテクノロジーの力でアートを拡張し続けるチームラボや、ガラスで粘菌やバクテリアを表現する青木美歌、本物と見紛う草花を木彫で表現する須田悦弘、さまざまな色を幾層にも重ねたミニマルな絵画を発表する向山喜章などが参加。

⻘⽊、須⽥、名和、向⼭は新作や未発表作品を出展する。また、〈細見美術館〉の協力により、京都出身で、江⼾時代を代表する画家である伊藤若冲の《鶏図押絵貼屏⾵》の高精製複製(レプリカ)も展示。さらに、〈細⾒美術館〉館⻑・細⾒良⾏監修のもと、京友禅と⽇本画の⼯房である豊和堂の⽇本画絵師たち(RINne Associe)がつくりあげた、伊藤若冲《鶏図押絵貼屏⾵》と初⾳ミクが融合した⾁筆絵画も特別出展される。

チームラボは、《生命は生命の力で生きている / Life Survives by the Power of Life》を発表。チームラボが設立以来取り組んでいる空間に書く書《空書》。この《空書》を、新たな解釈で空間に立体的に再構築し、蝶や鳥、花などの動植物が宿り、移り変わる季節とともに生命の営みを表現した。

日本の現代美術シーンを牽引する作家たちの作品から、現代の「日本の美」、そして、「美の基準」の神髄に迫る4日間のみの展覧会となる。

『時を超える:美の基準 Throughout Time: The Sense of Beauty』

〈世界遺産 元離宮⼆条城 ⼆の丸御殿台所、御清所〉
京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541 TEL 03 6228 5080。8月31日〜9月3日。8月31日 9時~17時45分、9月1日~3日 9時~16時45分、⼆条城入城時間8月31日 8時~17時(閉城18時)、9月1日~3日 8時~16時(閉城17時)。無料(ただし⼆条城への入城料が必要)。