Chill CARS|生活に自然に馴染む、日本を代表するSUV。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

Chill CARS|生活に自然に馴染む、日本を代表するSUV。

『カーサ ブルータス』2019年3月号より

時として、デザイナー不在のように思えてもいいクルマが生まれることがある。〈トヨタ〉が1980年に発表した《ランドクルーザー(60系)》は、機能を重視したプロダクトでありながら、人間的とも言えるデザインだ。

トヨタ ランドクルーザー(60系)
現在“ランクル”は世界100か国以上で販売されている。ウェブサイトには、豪州の地下鉱山、アフリカ奥地、そして南極を走る様子などが掲載されている。車体が錆で腐食しても、堅牢なシャシーとエンジンは残るというのはよく知られた話だ。そこに現地で適当なボディが載せられることもある。ユニークなクルマなのだ。

今回の「60系」は89年で生産終了なので中古市場で探すしかないが、いま国内で最も人気のあるモデルと言ってもいい。
 
大きな理由はスタイリングだろう。特に側面から見ると子どもが描いたような、やさしいラインなのだ。ピラーも意外に細めで、昨今のSUVに見られる押し出しの強さがない。エッジでなくカーブで表現された車体デザイン。それが機械的な冷たさでなく、人間的な温かみになっている。生活にすっと溶け込む、希有なSUVだ。
ファブリック張りのシートを採用するなど、この世代から快適志向が強まる。
テールゲートは観音開き式と上下2分割式のものがある。
ラダーフレームシャシーに四輪駆動システムを備え、バンパー下を短くすることで急な下り坂でのアプローチアングルを確保している本格派。
60系は市場を拡大するため、コクピットが乗用車的に作られている。
ファブリック張りのシートを採用するなど、この世代から快適志向が強まる。
テールゲートは観音開き式と上下2分割式のものがある。
ラダーフレームシャシーに四輪駆動システムを備え、バンパー下を短くすることで急な下り坂でのアプローチアングルを確保している本格派。
60系は市場を拡大するため、コクピットが乗用車的に作られている。
country: Japan
year: 1980-89
seats: 5
size: L4,750×W1,800×H1,805mm
price: approx 2,500,000 yen
special thanks_UTILITAS( TEL 042 384 7700) ※データと価格は、撮影車両を参考に算出したものです。