TRAVEL
安政2年築の鎌倉の古民家がホテルとして再生。
June 13, 2018 | Travel, Food | casabrutus.com | text_ Aya Hasegawa
2019年1月、ホテル〈鎌倉 古今(かまくら ここん)〉が開業。イタリアンベースのオーガニック料理を提供するレストランも同時オープンを果たす。
〈鎌倉 古今(かまくら ここん)〉は、鎌倉の中心地から少し離れた、自然豊かな静寂に包まれた場所に佇む163年前の安政2(1855)年に建てられた古民家を、日本家屋の魅力を残しながらリノベーション。建物の梁などは、建築された江戸時代当時のものをそのまま残し、163年の歴史を感じさせるホテルとなる。
「ヒーリング&ラグジュアリーステイ」を掲げる同ホテルの客室は全2室で、いずれも約90平米の広さを誇る。寝具は、最高の眠りを提供するエアウィーヴ社が宿泊客ごとに最適なものを提案。また、客室にはホテル宿泊者が無料で使えるスマートフォンレンタルサービス「handy」や「Amazon Echo」を導入するなど、最先端技術を使ったサービスを提供する。
施設内のレストラン〈Restaurant COCON〉も同時オープン。国内オーガニックレストランの先駆けとしても知られる山形・庄内にある〈アル・ケッチァーノ〉の奥田政行シェフがプロデュースする同店では、イタリアンベースのオーガニック料理を提供。
鎌倉ならではの “鎌倉野菜” も使用する。〈鎌倉 古今〉の宿泊者には朝食が提供され、天気の良い日には、自然に囲まれた庭で朝日を浴びながら食事を摂ることができる。