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スマートな暮らしを叶える太陽光発電。
『カーサ ブルータス』2023年2月号より
January 7, 2023 | Design, Architecture | photo_Ko Iwaki text_Akio Mitomi
東京都が取り組む「HTT=電力をへらす、つくる、ためる」。省エネルギー住宅に太陽光発電と蓄電設備を設置することで、CO2削減に貢献しながら経済性や防災への備えを高められる。
東京・多摩地区の自然豊かな住宅街の一角、南に開けた敷地に建つのは、2022年5月に竣工したK邸だ。延床面積102.13㎡の木造総2階建ては、地元の工務店A建設が設計・施工。住宅の省エネルギー性能を示すHEAT20のG2グレードを基準に建設され、最新の断熱性能等級6をクリアしている高断熱のオール電化住宅だ。
施主のK夫妻は子どもを保育園に送り出すと週に2、3日は出勤、残りはテレワークとなる。
「在宅勤務が多くなることが設計の時点でわかっていたので、家にいる時間が長くなることを考慮して、居間・食堂・台所を日中明るい2階に変更しました」(妻)
「冬は暖かく、夏は涼しく過ごしたいので、高断熱住宅にしました。また光熱費は抑えたい一方で、冷暖房を我慢したくなかったので、太陽光発電を設置することは、自然な流れでした」(夫)
「おかげでエアコンの電気代が気にならなくなりました。マンション住まいの頃は節電に口うるさかったのに、大らかになりました(笑)。太陽光発電は時代にも合っていますね」(妻)
「在宅勤務が多くなることが設計の時点でわかっていたので、家にいる時間が長くなることを考慮して、居間・食堂・台所を日中明るい2階に変更しました」(妻)
「冬は暖かく、夏は涼しく過ごしたいので、高断熱住宅にしました。また光熱費は抑えたい一方で、冷暖房を我慢したくなかったので、太陽光発電を設置することは、自然な流れでした」(夫)
「おかげでエアコンの電気代が気にならなくなりました。マンション住まいの頃は節電に口うるさかったのに、大らかになりました(笑)。太陽光発電は時代にも合っていますね」(妻)
約7か月暮らして、太陽光で発電した電気は半分以上を売電。自家消費した電力は半分以下だ。
「液晶パネルでけっこう売電状況をチェックしています」(夫)
「天気がよければ節約になると思うし、曇りでもそれなりに発電しているので心強いです」(妻)
駐車場には将来的な利用を見据えてEV用コンセントもあらかじめ設置。電気をへらす、つくる、ためるサイクルを目指すK邸だ。
「液晶パネルでけっこう売電状況をチェックしています」(夫)
「天気がよければ節約になると思うし、曇りでもそれなりに発電しているので心強いです」(妻)
駐車場には将来的な利用を見据えてEV用コンセントもあらかじめ設置。電気をへらす、つくる、ためるサイクルを目指すK邸だ。
問合せ/東京都 TEL 03 5388 3662