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建築?スニーカー? 想像が無限に広がる建築画家・田中智之のドローイングを展示。
August 12, 2022 | Fashion, Architecture, Art, Culture, Design | PR | text_Yoshinao Yamada
スニーカーが建築になったら、どんな街が生まれるのだろう……。思わずそんな妄想を巡らせてしまう展示『“TOWERS” by TOMOYUKI TANAKA』が〈T-HOUSE New Balance〉で開催されている。
独自のパースで想像の都市をドローイングする田中智之。
〈T-HOUSE New Balance〉を運営する〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉が注目したのは、建築家であり建築画家の田中智之だ。自身の設計事務所を運営するとともに熊本大学大学院で教授を務める田中は、建築や街づくりに留まらず、田中による独自のパースで通称“タナパー”と呼ばれるドローイング活動を行う。建築や都市を透過するように内部構造を表現した青い描線のドローイングは透明感があり、建築マニアならずとも幅広い人々を魅了する。
見るほどに発見がある架空の建物。
そんな田中が今展のために描き下ろしたのは、これまでに〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉がリリースした4つのアーカイブ《Niobium Concept 1》《Niobium Concept 2》《FuelCell Speedrift TABI》《574 TDS》に、最新モデル《RC ELITE v2 BY TDS》を加えた5つのスニーカー。田中はそれぞれのスニーカーをタワーに見立ててドローイングを制作。立体駐車場やアミューズメント・コンプレックスを思わせるそれらを通じ、「もし〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉のデザインを感じる都市ができたら」を想像・体感できるような展示となっている。
シューズの特性や特徴が建築の構造物に置き換えられたドローイングは、見るほどに発見があり面白い。田中の想像力あふれるドローイングと会場に置かれたモチーフのスニーカー。両者を見比べながら、建築になったスニーカーを思い描いてみるのも面白そうだ。
シューズの特性や特徴が建築の構造物に置き換えられたドローイングは、見るほどに発見があり面白い。田中の想像力あふれるドローイングと会場に置かれたモチーフのスニーカー。両者を見比べながら、建築になったスニーカーを思い描いてみるのも面白そうだ。
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