DESIGN
地域や時代を超えたクラフトやプロダクトを紹介する〈t-b-d〉
November 1, 2015 | Design | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai editor_Akio Mitomi
北欧ヴィンテージアイテムを扱う〈biotope〉、小規模ながらも丁寧な工程でつくられた雑貨や食料品を紹介する〈doinel〉など、確固たる意識のもと、モノと生活者に豊かな関係が生みだす場をつくってきたバイヤーの築地雅人が、新たな活動の拠点となるショップ〈t-b-d〉をオープンした。
“t-b-d”とは「to be determined（後日決定）」の略語。南青山にある古いビルの1室に構えたこのスペースで、築地はこの言葉のとおり、特定のテーマやコンセプトに依ることなく、目にした瞬間に心に響くもの、純粋に美しいと思えるものを選び抜き、紹介していく。
紹介するアイテムは、得意の北欧セラミックはもちろんのこと、地域や時代を超えたアートクラフトからデザインプロダクトまで、これまでのショップよりもさらに幅広い。
「単に見て、買うだけでなく、なぜそのアイテムに心奪われるのか、どうして美しいと感じるのか。そんな感覚をとともに共有し、意見を交える場になればいいなと思っています」
経験を重ね、モノの価値や人々の暮らしの在り方を知れば知るほど、もっと深く入り込みたくなる。そんな築地の好奇心とエネルギーが、今後どのような形でこのショップで展開されるのか楽しみだ。
紹介するアイテムは、得意の北欧セラミックはもちろんのこと、地域や時代を超えたアートクラフトからデザインプロダクトまで、これまでのショップよりもさらに幅広い。
「単に見て、買うだけでなく、なぜそのアイテムに心奪われるのか、どうして美しいと感じるのか。そんな感覚をとともに共有し、意見を交える場になればいいなと思っています」
経験を重ね、モノの価値や人々の暮らしの在り方を知れば知るほど、もっと深く入り込みたくなる。そんな築地の好奇心とエネルギーが、今後どのような形でこのショップで展開されるのか楽しみだ。
photo_Kei Maeda
11月3日までは「COLLECTiON ARABIA & Höganäs ART CERAMICS」と題し、1950〜70年代のアラビア（フィンランド）、ホガナス（スウェーデン）のアートセラミック作品を中心とした展示を開催している。
