FOOD
ニューヨーカーが行列するビーガンバーガー店が日本上陸。
『カーサ ブルータス』2020年3月号より
February 15, 2020 | Food | a wall newspaper | photo_Kenya Abe text_Kei Sasaki
日本ではまだレアなビーガンレストランが原宿に。プロデューサーの佐久間裕美子さんにインタビュー。
動物性の食品を使わないことが第一で、「おいしさ」は二の次。そんな「ビーガンフード」のイメージを覆すニューヨーク発のビーガンバーガー専門店が原宿にお目見え。プロデューサーの佐久間裕美子さんに、経緯や魅力について話を伺いました。
Q 今回の出店に携わった経緯を教えてください。
A 3年ほど前から菜食中心の生活をしているのですが、日本に帰国すると「食べられるものがない!」となる。世界から日本に来るベジタリアンやビーガンの友人たちからも同じ悩みを聞き、友人で〈トリバコーヒー〉代表の鳥羽伸博くんに話を持ちかけたんです。
Q ニューヨークと東京ではベジタリアン事情が異なると。
A ニューヨークでは近年「ベジタリアン」「ビーガン」に加え、「プラントベース(植物由来の食品が基本の食事法)」という言葉が使われるように。禁欲的な前者に対し、ポジティブなイメージ。おしゃれでおいしい「プラントベース」の店もたくさんあります。
Q 〈SUPERIORITY BURGER〉に出会ったときの印象は?
A 行列が絶えない話題店で、行列嫌いの自分はちょっと斜に構えて見ていたのですが(笑)、実際に行ってみると、驚くほど多種多彩なメニューがあって、おいしく、いつも新しい何かがある。ビーガンでない友人が週に2、3回通っているのにも納得しました。
Q 今回の出店に携わった経緯を教えてください。
A 3年ほど前から菜食中心の生活をしているのですが、日本に帰国すると「食べられるものがない!」となる。世界から日本に来るベジタリアンやビーガンの友人たちからも同じ悩みを聞き、友人で〈トリバコーヒー〉代表の鳥羽伸博くんに話を持ちかけたんです。
Q ニューヨークと東京ではベジタリアン事情が異なると。
A ニューヨークでは近年「ベジタリアン」「ビーガン」に加え、「プラントベース(植物由来の食品が基本の食事法)」という言葉が使われるように。禁欲的な前者に対し、ポジティブなイメージ。おしゃれでおいしい「プラントベース」の店もたくさんあります。
Q 〈SUPERIORITY BURGER〉に出会ったときの印象は?
A 行列が絶えない話題店で、行列嫌いの自分はちょっと斜に構えて見ていたのですが(笑)、実際に行ってみると、驚くほど多種多彩なメニューがあって、おいしく、いつも新しい何かがある。ビーガンでない友人が週に2、3回通っているのにも納得しました。
Q シェフのブルックス・ヘッドリーさんはどんな方ですか?
A 人気レストラン〈デル・ポスト〉でペストリーシェフをしていた人。ミュージシャンでもあるのですが、誰よりも厨房が大好きな “実験くん” で、食材の冷凍や解凍など、化学変化をも利用した調理のアプローチは、「プラントベース」界ではかなり斬新。“肉の代わり” ではなく、穀物や野菜など自然由来のものできちんと「おいしい」がつくれるシェフです。
Q 東京の店ならではの魅力と佐久間さんのオススメは?
A 日本の食材からブルックスが日々刺激を受けていて、これから新しいメニューがどんどん生まれるはず。どれもおいしいけれど、日本の生湯葉でつくる《NEW JAPAN CREATION》はぜひ食べてみてほしいです。
A 人気レストラン〈デル・ポスト〉でペストリーシェフをしていた人。ミュージシャンでもあるのですが、誰よりも厨房が大好きな “実験くん” で、食材の冷凍や解凍など、化学変化をも利用した調理のアプローチは、「プラントベース」界ではかなり斬新。“肉の代わり” ではなく、穀物や野菜など自然由来のものできちんと「おいしい」がつくれるシェフです。
Q 東京の店ならではの魅力と佐久間さんのオススメは?
A 日本の食材からブルックスが日々刺激を受けていて、これから新しいメニューがどんどん生まれるはず。どれもおいしいけれど、日本の生湯葉でつくる《NEW JAPAN CREATION》はぜひ食べてみてほしいです。
さくまゆみこ
文筆家。1998年よりニューヨーク在住。執筆は政治からファッションまで。『ヒップな生活革命』(朝日出版社)、『ピンヒールははかない』(幻冬舎)ほか著書多数。
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