小寺慶子のレストラン予報|外苑前〈レストラン カナユニ〉 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

小寺慶子のレストラン予報|外苑前〈レストラン カナユニ〉

『カーサ ブルータス』2018年4月号より

伝説のレストランから新たな物語が生まれるでしょう。

カナユニのオニオングラタンスープ(小)1,300円。三島由紀夫も絶賛した名物料理。大ポーション(1,500円)もある。
エスカルゴ2,900円。クラシカルなフレンチスタイルで提供。
カナユニのタルタルステーキ3,900円。昭和55年に特許を出願。発明時の名称は"牛生肉の調理方法"。
カナユニのオニオングラタンスープ(小)1,300円。三島由紀夫も絶賛した名物料理。大ポーション(1,500円)もある。
エスカルゴ2,900円。クラシカルなフレンチスタイルで提供。
カナユニのタルタルステーキ3,900円。昭和55年に特許を出願。発明時の名称は
かつてレストランは、そこに集う人々によって新たな文化が生まれるサロンのような場所でもあった。なかでも1966年、元赤坂に誕生した〈レストラン カナユニ〉は別格の存在。ボジョレー・ヌーボーやサングリアにキールなど、この店から発信され、日本中に広まった食文化も多い。

開店からちょうど50年目にビルの取り壊しが決まり、しばしの休業期間に入っていたが、この2月、場所を南青山に移し、新しいスタートを切った。「先代たちが築いてきたものを伝えていくことができるだろうか」。2代目店主の横田誠さんが思い悩んでいたときに背中を押してくれたのは、店の再開を待ちわびていた常連客の励ましの言葉だった。

かくしてオープンした新生〈カナユニ〉は、昔からの馴染み客にとっては懐かしく、その時代を知らないゲストにとっては新しい仕掛けが満載。揺らめくキャンドルの炎と美しい生演奏がドラマチックな雰囲気を生み出し、スタッフのサービスは紳士的で温かい。

新たな歴史への第一歩。これからもこの場所で、多くの物語が紡がれていくに違いない。
「真っさらなところからのスタートを見守っていただけたら」と2代目店主の横田誠さん。1日3回のバンドの生演奏も〈カナユニ〉名物のひとつ。
「真っさらなところからのスタートを見守っていただけたら」と2代目店主の横田誠さん。1日3回のバンドの生演奏も〈カナユニ〉名物のひとつ。
「真っさらなところからのスタートを見守っていただけたら」と2代目店主の横田誠さん。1日3回のバンドの生演奏も〈カナユニ〉名物のひとつ。
「真っさらなところからのスタートを見守っていただけたら」と2代目店主の横田誠さん。1日3回のバンドの生演奏も〈カナユニ〉名物のひとつ。
[予算]1人12,000円〜
名物メニューをひと通りオーダーした場合の目安。ボトルワインは3,900円〜。

[予約]事前に予約を
遅めの時間帯なら当日予約で入店できる場合もある。個室もおすすめ。

[ドレスコード]思い思いの服装で
遅めの時間帯なら当日予約で入店できる場合もある。個室もおすすめ。

レストラン カナユニ

東京都港区南青山4-1-15 アルテカ ベルテプラザB1TEL 03 3404 4776。17時〜24時。日曜・祝日休。ミュージックチャージ別途2,000円〜2,500円。

小寺慶子

こでらけいこ ファッション誌、レストラン誌などの編集を経て、フリーのライターに。好きな食べ物は1にも2にも肉料理。塊肉を見ると反射的にアドレナリンが放出!