イタリア菓子の聖地〈ラトリエ モトゾー〉が誕生。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

イタリア菓子の聖地〈ラトリエ モトゾー〉が誕生。

スイーツ界注目の新店は日本では希少なイタリア菓子専門店。カリスマ・パティシエ、藤田統三シェフのお菓子が買えるのは、東京・池尻大橋にオープンしたこのお店だけ!

イートインスペースはカウンター5席と「バンコ」と呼ばれるイタリア式スタンディングバー。エスプレッソ400円もバンコでなら200円。
2014年、惜しまれつつ閉店したイタリア菓子とバールの店、表参道〈ソル・レヴァンテ〉の元シェフ、藤田統三(ふじたもとぞう)さんがついに独立。〈L’atelier MOTOZO〉がオープンした2016年8月13日には全国各地からファンが押し寄せ、以来、客足が途切れることはない。スイーツ界は今後、日本におけるイタリア菓子の聖地となるであろうパスティッチェリア(菓子店)の誕生に沸いている。
ショウケースに並べたそばから売れていくケーキたち。生菓子25〜30種類、焼き菓子は15種ほど。
藤田シェフはイタリア菓子歴史研究家という肩書きももつ。古い文献をひもとき、昔ながらのレシピをベースに自分の味をつくってきた。おまけに、シェフ自ら甘いものが大好き。ガストロノミーの世界ではデザートがどんどん甘さ控えめになっていく傾向があるが、こちらのお菓子はスイーツファン納得の過不足ない甘さ。クラシックに軸足を置いた作りのお菓子は、食べる者を幸せにしてくれる。
〈ソル・レヴァンテ〉時代からのスペシャリテ、「モンテビアンコ」540円。
代表作「モンテビアンコ」はイタリア版モンブラン。その名の通り、まさに白い山のようなルックスだ。日本で知られるモンブランとは異なり、生クリークでマロンクリームを覆っているが、実はイタリアでは古くからこちらのスタイルが一般的。

モトゾー版は伝統的な「モンテビアンコ」の見た目を踏襲しつつも、独自にアレンジ。ココア風味のサクサクメレンゲをベースに、決め手となるマロンクリームを改良。15〜6種類の栗を食べ比べた結果、イタリアのマロングラッセをベースに、栗を以前の2種類から4種類のブレンドに変更。食べた瞬間、鼻へと抜ける栗の風味がより濃くなった。

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