FOOD
6人の人気料理人が集結した“食堂”が、注目エリア・日本橋兜町に。
『カーサ ブルータス』2022年2月号より
January 8, 2022 | Food | window on the world | photo_Masanori Kaneshita text_Mariko Uramoto
古くから金融の街として栄え、近年は、ホテルや飲食店を有する複合施設〈K5〉、パティスリー〈ease〉など話題店がひしめく東京・日本橋兜町。この街に “日本の食文化と生産者を応援する食堂” をコンセプトにした〈KABEAT〉が誕生。
和歌山〈山利〉のシラスや広島〈たてみち屋〉のレモンなど風土を生かして作られた食材を各地から厳選し、イタリアンの名店〈Don Bravo〉の平雅一、モダンな中華料理店〈O2〉の大津光太郎、パフェ好きに愛されるパティスリー〈BIEN- ÊTRE PÂTISSERIE〉の馬場麻衣子など気鋭のシェフ6人がそれぞれメニューを考案。
行列に並ばなくとも有名店の味が食べられ、また、イタリアン、フレンチ、和食などジャンルを超えて一度に楽しめるのもうれしい。店内は全220席で、ランチからディナーまでのオールデイダイニング。肩肘張らずに通いたい食の空間だ。ドリンクは〈ăn di〉の大越基裕が担当。