FOOD
ミシュラン星付きの寿司店の新ブランド〈廻転鮨 銀座おのでら本店〉。
October 29, 2021 | Food | casabrutus.com | photo_Kayoko Aoki text_Taeko Terao editor_Rie Nishikawa
銀座に総本店、本店を展開し、NYやLAの支店ではミシュランで星を獲得する〈鮨 銀座おのでら〉。表参道にオープンした新店舗は回転&立喰! 10月の開店以降、早くも行列となっている。
〈廻転鮨 銀座おのでら本店〉は価格や提供スタイルはカジュアルながら、そのクオリティは高級店並だ。
まず何をおいても食べてほしいのが、江戸前寿司の華と呼ばれるマグロの握りシリーズ。コクのある赤身、サシのバランスがいい中トロ、脂の乗った大トロ。生の本マグロならではの深い旨味とさっぱりした後味はさすが。
まず何をおいても食べてほしいのが、江戸前寿司の華と呼ばれるマグロの握りシリーズ。コクのある赤身、サシのバランスがいい中トロ、脂の乗った大トロ。生の本マグロならではの深い旨味とさっぱりした後味はさすが。
江戸前へのこだわりは強く、シャリは江戸前寿司が流行し始めた江戸時代後期のスタイルにならった赤酢入り。
「こちらは総本店と違って、ファミリー層向け。幅広い年齢の方に合うよう、マイルドな味わいに仕上げています」(料理長、加井秀和)
酢で締めてから2日寝かせた小肌や身や旨味を凝縮させたツメを塗った煮穴子など、江戸前らしい仕事が施されたネタも絶品揃いだ。
「こちらは総本店と違って、ファミリー層向け。幅広い年齢の方に合うよう、マイルドな味わいに仕上げています」(料理長、加井秀和)
酢で締めてから2日寝かせた小肌や身や旨味を凝縮させたツメを塗った煮穴子など、江戸前らしい仕事が施されたネタも絶品揃いだ。
とろける食感のバフンウニや頭のミソまで堪能できるボタン海老、これから旬を迎える蟹など、季節の海の幸も登場する。
一品料理も充実している。海老のすり身や山芋入りでフワフワの玉子焼きや焼魚といった寿司店ならではのメニューのみならず、鶏の唐揚げやかき揚げうどんにデザートと回転寿司らしくバラエティ豊か。
「廻転鮨」を謳っているものの実際は注文ごとに握ってくれるフルオーダー制。幾人もの料理人がカウンターで腕を振るう店内は活気があり、見ているだけでも楽しめる。
隣には〈立喰鮨 銀座おのでら本店〉も同時オープン。こちらでは廻転鮨では扱わない旬のネタも提供する構成だ。
「秋なら釣りのキンキ、春は貝類など、その日の仕入れ次第でネタをご用意しています。気楽にのぞいてみてください」(担当寿司職人、山田義之)
ひとりでふらりと訪れて、サッと帰るのもあり。ありそうでなかった、本格的な回転&立喰で、鮨の楽しみ方がさらに広がった。
「秋なら釣りのキンキ、春は貝類など、その日の仕入れ次第でネタをご用意しています。気楽にのぞいてみてください」(担当寿司職人、山田義之)
ひとりでふらりと訪れて、サッと帰るのもあり。ありそうでなかった、本格的な回転&立喰で、鮨の楽しみ方がさらに広がった。
〈廻転鮨 銀座おのでら本店〉
東京都渋谷区神宮前5-1-6イルパラッツィーノ表参道1F TEL 03 6450 6777。11時〜20時30分LO。不定休。握り2貫210円〜、軍艦2貫210円〜。ビール420円〜、日本酒180ml 960円〜。ワインはグラス620円〜、ボトル3,000円〜。2021年10月オープン。10月現在、予約不可。営業時間は変更あり。ウェブサイトで確認を。