京のおやつと箸休め|〈SASAYASHOEN CAFE & ATELIER〉の本わらび餅「至高」。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

京のおやつと箸休め|〈SASAYASHOEN CAFE & ATELIER〉の本わらび餅「至高」。

世界遺産の龍安寺からほど近い場所で、わらび餅を作り続けて100余年の老舗〈笹屋昌園〉。本店の隣にオープンしたカフェで味わえる、唯一無二の作りたて〈本わらび餅〉をご紹介する。

とろとろ、ぷるぷるの本わらび餅「至高」と抹茶のセット1,850円(税込)。丹波黒豆きな粉、黒蜜、自家製こし餡付き。
注文を受けてから、店先の厨房で一つひとつ練り上げ、出来立てが提供される本わらび餅。わらび餅というと、冷たかったりプルプルだったりのイメージがあるが、こちらはほんのり温かく、とろーりとして口あたりなめらか。箸では手に負えないほどトロトロなのでスプーンですくって、まずはそのまま何もつけずにひと口、ふた口……。独特の食感とほのかな甘みが広がったかと思うと、すっと消えてなくなる口溶けのよさ。これがわらび餅本来の味と食感だそうで、ここ〈笹屋昌園〉では “本物” にこだわり、国産わらび粉の中でも1%しか抽出できない高品質な本わらび粉を使っている。
店の一画にアトリエを作り、店奥にあるカフェで作りたてを提供するわらび餅専門店。
トロトロのわらび餅は食べ進むうちに刻々と変化し、3分経つととろーりからプルプルの弾力のある食感に。添えてある黒蜜や餡玉を合わせると弾力に新たな甘味が加わり、新味となる。さらに濃厚な丹波黒豆のきな粉をかけると、甘味に香ばしさが加わり、味はどんどん進化する。

この奥深い味を作るのは大正7年創業の和菓子の老舗〈笹屋昌園〉。今年1月に本わらび餅専門のカフェをオープンし、店内のアトリエで作った出来たてを提供している。

店の周辺は龍安寺をはじめ、等持院や平野神社などの史跡が多く、花見が楽しめるエリア。桜散策を盛り上げてくれるおやつ、持ち帰って語れる京土産になりそうだ。
持ち帰り用の本わらび餅「極み」は黒豆きな粉付き。2サイズあり、「大」には抹茶きな粉も付く。1,188円、1,944円(税込)。

〈SASAYASHOEN CAFE & ATELIER〉

京都市右京区谷口園町2 TEL 075 463 9480。10時~17時(16時30分ラストオーダー)。火曜定休。

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