FOOD
予約激戦の焼鳥〈鳥さわ〉が麻布十番に。|寺尾妙子のNEWSなレストラン
| Food | casabrutus.com | photo_Kayoko Aoki text_Kayoko Aoki editor_Rie Nishikawa
焼鳥ブームを牽引する店のひとつ、亀戸〈鳥さわ〉の支店〈トリサワ カジュアル〉が麻布十番にオープン。表面はこんがり、中身をギリギリのレアに焼き上げた絶品! 焼鳥が評判だ。
勢いが止まらない焼鳥ブームの中、また注目の一軒が誕生した。麻布十番〈TORISAWA CA10AL(トリサワ カジュアル)〉は亀戸の人気店〈鳥さわ〉の3軒目。すでに予約が取りにくい状態が続く本店、紹介制のため敷居が高い2軒目の西麻布〈22〉より、はるかに予約が取りやすい。
焼鳥好きの注目を集める秘密は、本店譲りの絶妙な焼き加減にある。
串が並んだ炭床を見ると備長炭がぎっしりと詰められ、鶏肉のひと切れが大きい。火と炭の距離は約1cm。
「肉の塊を大きくして、強火の近火で焼くことで表面を香ばしく仕上げ、中にたっぷり肉汁を閉じ込めることができるんです」と焼き手を務める店長、濱田暢之は言う。
濱田は亀戸本店で大将の右腕を務めた実力派だ。
強火で火が近いと焦げやすいので、細かく細かく串を動かして、ギリギリの焼き加減を見極めていく。
串が並んだ炭床を見ると備長炭がぎっしりと詰められ、鶏肉のひと切れが大きい。火と炭の距離は約1cm。
「肉の塊を大きくして、強火の近火で焼くことで表面を香ばしく仕上げ、中にたっぷり肉汁を閉じ込めることができるんです」と焼き手を務める店長、濱田暢之は言う。
濱田は亀戸本店で大将の右腕を務めた実力派だ。
強火で火が近いと焦げやすいので、細かく細かく串を動かして、ギリギリの焼き加減を見極めていく。
本店同様に鶏肉は大山鶏を使用し、味付けは醤油、みりん、ザラメを継ぎ足しながらつくるタレが中心だ。串の周り1〜2mmをレアに仕上げたモモは噛めば、肉汁が滴り、大山鶏ならではのまろやかなコクが口の中に広がる。
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寺尾妙子
てらお たえこ 食ライターとして雑誌やWEBで執筆。好きな食材はごはん、じゃがいも、トリュフ。現在、趣味の茶の湯に邁進中。
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