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ポール・スミスと〈ラカグ〉がコラボ! 人生を楽しむ8つのコツを紹介します。
| Fashion, Art, Food | casabrutus.com | photo_Satoshi Nagare text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
ポール・スミスが来日するたびに必ず立ち寄る定番スポットの一つ、〈la kagu(ラカグ)〉。ここで待望のコラボレーション「Paul Smith loves la kagu」がオープンしました。ポールさんらしい楽しい仕掛けが満載です!
「ここによく来るようになったのは3〜4年ぐらい前からかな。もともと神楽坂は好きなんだ。こぢんまりした路地に昔ながらの小さな家がたくさんあって、かわいカフェもある。〈la kagu〉は東京の真ん中にあるのに、慌ただしくなくてリラックスできる。テラスみたいな階段が出迎えてくれる隈研吾の建築も好きだし、衣食住+知というコンセプトもいいと思うんだ」と〈la kagu〉への愛を語るポール・スミスさん。新潮社の倉庫を改修した〈la kagu〉はファッションや器などのショップ、カフェ、イベントスペースなどがある。展覧会は2階のギャラリースペース「SOKO」で開かれている。
まず目に入るのが壁一面に並ぶ写真だ。これはポールさんのインスタグラムを「ART / PHOTOGRAPHY / ARCHITECTURE / FOOD / TRAVEL / GRAPHICS / MUSIC / LOVE」の8つのカテゴリーに分けたもの。一枚ずつ手描きの額がついている。
「人生にとって大事なものを並べた」とポールさん。棚にはそれぞれのテーマごとに彼が選んだ本やレコード、建築模型などが並ぶ。
「オフィスにもグラフィックや建築、写真、アートなどの本がたくさんあって、僕のクリエイションを助けてくれる。大きなテーブルに本を広げてスタッフとミーティングをすることもよくあるよ」
「人生にとって大事なものを並べた」とポールさん。棚にはそれぞれのテーマごとに彼が選んだ本やレコード、建築模型などが並ぶ。
「オフィスにもグラフィックや建築、写真、アートなどの本がたくさんあって、僕のクリエイションを助けてくれる。大きなテーブルに本を広げてスタッフとミーティングをすることもよくあるよ」
クリストやルイス・バラガン、デヴィッド・チッパーフィールド、ロバート・ラウシェンバーグ、パティ・スミスらの本が並ぶ棚の中でも、特に気に入っているのはカルロ・スカルパの作品集だ。
「僕のヒーローなんだ」
「僕のヒーローなんだ」
その他にモランディのスタジオを写した写真集や、20世紀初頭に裕福な銀行家、アルベール・カーンが世界各国にカメラマンを派遣し、各地の珍しい風景や風俗を撮影させた「The Wonderful World of Albert Kahn」がお薦めだ。
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