世界を旅する気分になれる〈ライトイヤーズ〉の新店。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

世界を旅する気分になれる〈ライトイヤーズ〉の新店。

『カーサ ブルータス』2018年12月号より

布好きを虜にする福岡のテキスタイルの名店が新店をオープン。テーマは"いろいろ"…? 早速伺って、お話を聞きました。

巨大なシェルフにはソケットやスイッチなどアンティーク照明の部品やアクリル製の植物標本、薬瓶などがずらりと並ぶ。左は細矢直子さん、右はオーナーの前田敦さん。
モロッコのラグや雑貨、インドのキルトなどを販売する福岡のショップ〈ライトイヤーズ〉が9月末、世界の籠を集めた〈1834〉に続き、福岡市内に3店舗目となる〈モア ライト〉をオープンした。

店内に入ってまず驚くのが、カウンター背面の壁を埋める大きなアンティークのシェルフだ。自身で内装も手がけた代表の前田敦さんによれば〈モア ライト〉をスタートするきっかけとなったのが、このシェルフの存在だったそう。

「フランスの金物屋で使われていたもので、一緒にあったネジなども購入しました。最初はこれを使って家具や建具に使うパーツのお店をやりたいと思ったのですが、〈1834〉に置く籠を探しにさまざまな国を回る過程でたくさんの出会いがあり、アフリカのフォークアートやシルバーなどにも目が行くようになりました。それでこのシェルフありきで内装を考え、パーツに加え、集まった“いろいろ”を披露するお店を作ったんです(笑)」
ベルベルの花嫁が使うピン7,800円〜。
300年前に作られたインドのインディゴ染めのパッチワークは「額装して店内に飾りたいな」。
ショーケースと階段はインテリアデザイナー、佐々木一也のデザイン。
溶岩で作った、オリジナル照明。 エントランスに並ぶ石から好きなものを選んでオーダーするオリジナルの照明13,000円〜。
ベルベルの花嫁が使うピン7,800円〜。
300年前に作られたインドのインディゴ染めのパッチワークは「額装して店内に飾りたいな」。
ショーケースと階段はインテリアデザイナー、佐々木一也のデザイン。
溶岩で作った、オリジナル照明。 エントランスに並ぶ石から好きなものを選んでオーダーするオリジナルの照明13,000円〜。
アフリカやインド、韓国、タイ、中国、ベトナムといった各地の民芸品に、ベルギーやフランスのアンティーク雑貨、さらには貝殻や植物などの自然物のオブジェなど。綺麗なガラスのショーケースやモルタル仕上げの床壁によるグレートーンの内装に、それらが並ぶ光景はまるで博物館のようだ。

一見すると用途のわからない品も多くあり、そんな時に聞かせてもらえる話もとても面白い。店内をぐるっと回って見終わる頃には、一度に何か国も旅をしてきたような、楽しい気分になれるはずだ。

MORE LIGHT

世界各地の民芸品や雑貨、部品やオブジェなどを販売するショップ。占いに使われた道具や樹皮で作られた飾りなど個性的なアイテムも充実。福岡県福岡市中央区清川3-15-30 TEL 092 753 9366。11時〜20時。不定休。