〈パドラーズコーヒー〉プロデュースのインテリアショップに潜入! | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

〈パドラーズコーヒー〉プロデュースのインテリアショップに潜入!

渋谷区西原の人気コーヒーショップ〈パドラーズコーヒー〉がインテリアショップをオープン。代表の松島大介に話を聞いた。

丸みを帯びたエントランス周りが特徴的な外観。植栽は地元西原の花屋〈Forager〉のセレクト。
店内。什器として置かれている棚も販売中。
丸みを帯びたエントランス周りが特徴的な外観。植栽は地元西原の花屋〈Forager〉のセレクト。
店内。什器として置かれている棚も販売中。
ポートランドを代表するロースターである〈スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ〉の豆を国内で唯一取り扱う西原の人気カフェ〈パドラーズコーヒー〉。今回、店から徒歩1分ほどの場所に、受注家具とインテリア雑貨のショップ〈BULLPEN〉をオープン。若くして地元商店街で理事も務める〈パドラーズ〉代表の松島大介に、店作りの経緯を聞いた。

──オープンのきっかけは?
もともと街の文房具屋さんだったこの建物が空いてしまって、相談を受けたのがきっかけです。はじめは人を紹介するだけのつもりだったんですが、いつの間にか僕自身がやることになって(笑)。これまで〈パドラーズ〉でも様々なクリエイターとコラボしたポップアップイベントを開催してきましたが、その時の縁やアイデアを形にしたいと思ったんです。

──内外装の仕上げにもこだわりがあるとか。
とにかく、「角」をなるべく少なくしようと話しました。内装を一緒に担当してくれた〈モーブレーワークス〉の鰤岡さんと話をしながら、エントランスや、棚、鏡など、あらゆるポイントの角をアールにして、丸みのある印象にしました。材はウォルナット。セラック塗装という、クラシックギターの仕上げに使われる塗装方法を採用して、〈パドラーズ〉よりも大人っぽい雰囲気にしたいと思いました。
エントランス扉、店内の鏡、商品棚など、あらゆる場所の角に丸みをもたせた。
エントランス扉、店内の鏡、商品棚など、あらゆる場所の角に丸みをもたせた。
──扱う商品のセレクト基準は?
僕自身が作り手のことを知っているものを置きたいと思っています。すでに広く知られている作家さんよりも、なるべくまだ知られていない同世代のクリエイターを発掘・紹介していきたいというのも一つのテーマ。関係性があるからこそ、僕も作り手と話しながら、ここに置く商品を一緒になって作っているつもりです。
スケーターとしても活躍する〈八木木工〉製作のティッシュケース(7,800円〜)。手前の真鍮がワンポイント。経年変化も楽しめる。
ポートランド出身のロビー・フランケルが製作したガラス瓶(6,000円〜)。
スウェーデン人アーティストファニー・ルスの陶器(14,000円〜)。サイズ、カラーともに〈BULLPEN〉のための特別製作。
スケーターとしても活躍する〈八木木工〉製作のティッシュケース(7,800円〜)。手前の真鍮がワンポイント。経年変化も楽しめる。
ポートランド出身のロビー・フランケルが製作したガラス瓶(6,000円〜)。
スウェーデン人アーティストファニー・ルスの陶器(14,000円〜)。サイズ、カラーともに〈BULLPEN〉のための特別製作。
──家具製作の受注も〈BULLPEN〉ならではですね。
〈パドラーズ〉の内装を仕上げてくれた〈モーブレーワークス〉をはじめ、〈コモン・ファニチャー〉や〈Wend Furniture〉などご紹介できる木工作家がたくさんいるので、たとえば予算やテイストを伝えてもらえれば、こちらで作家さんをご紹介することができます。それは、このお店のひとつの強みかもしれませんね。
〈稲熊家具製作所〉に制作を依頼した〈BULLEN〉オリジナルのテーブルとソファ(受注商品)
〈スタジオドーナツ〉や〈モーブレーワークス〉のスツール(24,000円〜)の上に一点一点全て仕様の異なる〈稲熊家具製作所〉オリジナルのランプ(38,000円〜)が並ぶ。
〈モーブレーワークス〉のキャビネット(受注商品)。材や仕上げなどを自分の好みにオーダーできる。
〈稲熊家具製作所〉に制作を依頼した〈BULLEN〉オリジナルのテーブルとソファ(受注商品)
〈スタジオドーナツ〉や〈モーブレーワークス〉のスツール(24,000円〜)の上に一点一点全て仕様の異なる〈稲熊家具製作所〉オリジナルのランプ(38,000円〜)が並ぶ。
〈モーブレーワークス〉のキャビネット(受注商品)。材や仕上げなどを自分の好みにオーダーできる。
取材時は平日にもかかわらず、地元の常連が何人も店主の松島に声をかけていく様子が印象的だった。オープンからひと月が経ち、早くも街の家具屋さんとして地域に愛されている〈BULLPEN〉。併設された〈commune〉との取り組みも含め、今後の展開が楽しみだ。

〈Bullpen〉

東京都渋谷区西原1-18-7 TEL 03 6467 0526。不定休。