Good TOOLS For Me|愛用の鍋つかみを教えてください。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

Good TOOLS For Me|愛用の鍋つかみを教えてください。

『カーサ ブルータス』2018年5月号より

毎回3人のゲストに愛用の日用品を教えてもらうコーナー。今回は鍋つかみ。"しまわない台所道具"は見た目も大切です。

中田千夏さんの真っ白い鍋つかみ。

鍋に一番接する部分は布を二重にした丈夫な作り。シンプルなデザインも好みです。中田さんはほかにエプロンなども作っています。
札幌の円山公園の脇に〈sabita〉という凛としたお店がある。そこで一目惚れしたのがこの鍋つかみ。気に入るモノが見つかるまでは買わない主義を通しているので、ずっと〈PUEBCO〉の軍手のようなグローブを鍋つかみとして使っていたのだけど、それも先日、指先を焦がしてしまい、いいかげんコレ! というものに出会いたいと思っていた矢先だった。その鍋つかみは、それはそれは真っ白! 気持ちがいいほど澄み切った白。そして、丈夫な作りと生地。これなら汚れてもガシガシ漂白して、また真っ白に戻ってくれる。〈sabita〉の店主の吉田真弓さんに聞くとこの鍋つかみは、札幌在住の布作家、中田千夏さんのもの。フランス軍のベッドシーツや、古いリネンなどを自然の素材で染め直して作っているという。そして、この白バージョンは〈sabita〉の別注だそう。なるほど、納得。吉田さんと初めてお会いしたときに、あまりの純粋さに、とても真っ白な心の持ち主だと思ったのだ。中田さんの鍋つかみと吉田さん、どちらもとても良い出会いだった。

福田春美 ブランディングディレクター

ふくだはるみ 1968年生まれ。2007年自身のブランド〈Hamiru〉をスタート。現在はライフストアのブランディングや企業の再生案件など幅広く手がける。趣味は料理と旅。