イラストレーター 長場雄の作品集が発売。展覧会も開催! | カーサ ブルータス Casa BRUTUS facebook-a facebook instagram line twitter youtube

イラストレーター 長場雄の作品集が発売。展覧会も開催!

『カーサ ブルータス』2018年1月号より

長場雄の軌跡をまとめた作品集が発売。実はイラストレーターになってまだ3年って知ってました?

手掛けたトートの数々。
表紙を飾った雑誌。
企画「合間図鑑」で描いたカード。共に作品集より。
手掛けたトートの数々。
表紙を飾った雑誌。
企画「合間図鑑」で描いたカード。共に作品集より。
本誌や『POPEYE』の表紙などでおなじみのイラストレーター、長場雄さんが、これまでのイラスト約800点を収めた作品集『I DID』を発表。最近、長場さんの絵をいたるところで見るので、てっきり長く活躍していると感じるが、実は今の作風で始めたのは2014年というから驚きだ。

「それまでは会社に勤めたり、フリーランスとしてTシャツのデザインなどをしていたんです。けれど30代半ばに来て、今のままでも食べていけるけど、あと何年この仕事をやっていけるのかなと思ったんです。同時に自分が表現したいものがうまく仕事になっていかず、面白くなくて。でも、それってなぜだろうと考えるようになって気づいたのが、僕がやっていたTシャツのデザインはあくまでも請け負い仕事だったので、表現したいことは、やっぱり自分の作風を確立しないと相手に伝わらないってこと。それで自分の強み、弱みを見分けるために身の回りにあった“なんとなく好きなもの”と“好きなもの”を分けて、なんとなく好きだと思ったものは目に入れないようにしました。実際に過去の製作物もほとんど捨てたんですよ。そしたら自分が本当に好きなものが見えてきたんです」

こうして今の作風を確立して、2014年1月、中野のギャラリーで個展を開催。同年の夏に『POPEYE』9月号の「サンドイッチ特集」でイラストを描いて欲しいと依頼が舞い込んできた。

「特集の1コーナーに載るサンドイッチのTシャツのイラストを描いてほしいと依頼をいただきました。そしたら電話かかってきて、いつのまにか表紙の候補にあがっていてビックリしました(笑)」

これが長場雄の名を世間に知らしめる機会となった。また、このころ始めたインスタグラムでは毎日1作品を更新。この二つがきっかけで、さまざまな仕事の依頼が舞い込み始めたという。

そんな長場さんに『カーサ ブルータス』は定期購読特典のイラストを描いてもらった。その感想は?「ル・コルビュジエは前から描きたかったんですよ。やっぱりアイコニックな顔してますよね」

『カーサ ブルータス』定期購読特典 ル・コルビュジエ・トートも完成!

ル・コルビュジエのトートを持った長場さん。(作品集には未掲載です!)

『I DID』

2014年からの3年間のイラストをまとめた作品集。スケッチはもちろんTシャツやトートバッグなど、約800点を収録。発売を記念して12月12日まで渋谷の〈Gallery X BY PARCO〉で個展を開催中。本展では100点を超える原画をはじめ、ラフスケッチなどを通して、アイデアを垣間見られる。3,000円。(PARCO出版)。

〈Gallery X BY PARCO〉

東京都渋谷区宇田川町13-17
TEL03 6712 7505。12月2日〜12月12日。11時〜20時。入場料無料。

長場雄

ながば ゆう 1976年東京生まれ。雑誌、広告、書籍、アパレスブランドとのコラボレーションなど幅広く活動中。著書には『みんなの映画100選』(オークラ出版)。自身のインスタグラム(@kaerusensei)のフォロワー数は現在、約9万5千人。